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デッキビルディングのメソッド

こんにちは、masaです。
CL1ヶ月前ということでデッキの作り方について書いていこうと思います。


今シーズンの主な実績(デッキ)

2020CL東京 三神ケルメノコ        ベスト16
2020シティ1   やぶかぶオロヨノ    ベスト4
2020CL愛知 超パーフェクション  ベスト8
2020シティ2  ビクティニバレット   ベスト16
2020シティ3  オーベム        ベスト4
2020シティ3  ジラーチLO            準優勝
2020シティ3  タチフサインテ    準優勝
PJNO              クワガノン     優勝
POG                ズガドーン     10位 

と今シーズンでは、チーム単位で全ての大会において結果を残すことができました。

昨年の春からデッキを作り続けて大会ごとに100デッキを超える数を組んだ経験から、どのようにデッキを作るか、どのように調整していくかについて細かく説明していこうと思います。


デッキを自身で作成するメリット

デッキを作ることによって、どのデッキにどの枚数のカードが入っているのか大体分かるので、ゲームメイキングがしやすくなります。その結果、有名プレイヤーの多くがデッキビルダーであるということです。
例を挙げると、

とーしん  選手
タクヤ   選手 
サーニーゴ 選手
凱     選手

などです。僕は、凱選手とサーニーゴ選手のCL新潟決勝に感動して今シーズンから本格的にポケモンカードを始めました。憧れの選手を考察した結果、世界大会に1年で出場するためにはデッキビルダーになることを決意しました。本気で勝つためには、まず初めに多くのデッキを自身で作成することが重要だと考えます。

デッキを作る前に大切なことは、環境デッキを把握すること、デッキの種類について把握することです。


環境把握


環境把握は最も重要です。大会では、どのようなデッキに勝たなければならないのか。大会で母数が少ないと思われるデッキを仮想敵にして練習しても効率的な上達は見られません。仮想敵のデッキは、大きな大会の結果やジムバトルの優勝デッキを参考に作成します。

例えば、現在の環境デッキである3神ザシアンについてです。


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Pedro選手のデッキですがCL横浜の調整では、おそらくこのデッキをベースに仮想敵を作っていきます。同様にセキタンザンやムゲンダイナなどの環境デッキもSNSなどで探して作成していきます。これで練習するための仮想敵作成が完了です。自身で作ったデッキが環境のデッキに対して戦えるか判断するためには、環境のデッキを把握しなければならないので、環境把握は重要となってきます。


デッキの種類

デッキの種類についてですが、主に3種類に分類することができ、種類によって戦い方が変わってくるのでしっかり理解しましょう。


その1 パワーデッキ

簡単に言えば、自分の強い動きを押し付けるデッキになります。例えば、三神ザシアンです。対戦相手がどうであれ、オルタージェネシスGX+アルティメットレイを決めれば基本的に勝てます。Tier1同士の対決はコンセプトを先に通した方が勝ちます。デッキパワーが高いので有象無象のデッキにも勝ちやすいです。個人的な意見ですが、プレイの分岐も少なくアベレージが高いデッキです。


その2 メタデッキ

パワーは低くなりがちだが環境に多いデッキにのみ、弱点や詰ませたりで有利になるデッキになります。例えば、タチフサグマやジュナイパー、ズガドーン(火の玉サーカス)などが挙げられます。環境が固まるほど力を発揮するデッキです。個人的にこのタイプのデッキは母数が少なく、オリジナルデッキになりがちなので勝った時めちゃくちゃ嬉しいです。普段から完成は困難だが、パワーの高いメタデッキを作ることを心がけています。


その3 コントロール、LOデッキ

CL横浜では禁止カードになってしまいますが、ジュジュベ&ハチクマンやエール団のしたっぱなどのカードを使って相手に思ったような動きをさせないデッキです。個人的な意見ですが、このデッキは対戦相手との勝負だけでなく、時間の勝負でもあるので使用するには練度が他のタイプのデッキよりも必要になります。

それぞれのデッキにおける特徴を踏まえ、環境に適したデッキを選択しましょう。


以上が無料部分になります。ここまで読んでいただきありがとうございます。有料部分では、原案の作り方、デッキコンセプトの決め方、デッキの微調整方法、どのデッキに入れても強いカードの紹介をしたいと思います。


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