勝敗を越える価値とは?AIと将棋からわかる今後のコピーライティング
こんにちは、田中です。
先日、藤井聡太さんが史上最年少での7冠を達成しましたよね?
大きなニュースになっていたので、知っている人も多いと思います。
彼が強くなった大きな理由の1つが、将棋に徹底的にAIを活用してきたことは有名ですよね。
この前僕はYouTubeにて羽生善治さんがインタビューに答えていたものを見ていまして。
そこでは、羽生さんが藤井さんに関することや、AIと将棋について語っていたことの中で、非常にはっとさせられることがありました。
あなたも知っているかもですが、もうすでにAIと人間が対局すると、
圧倒的にAIが強いんですよ。(インタビューの中で、羽生さんがはっきりと答えていました)
こんな時代の中で、棋士の存在意義とは何か?
将棋を指す意味は何か?
といったインタビュアーからの質問に、羽生さんは、「物語に価値がある」とおっしゃっていました。
ただの勝ち負けだけではなく、勝負の中で紡ぎ出されていく物語に価値があるんではないかと。
物語に人は魅力を感じるのだろうと語っていました。
確かにそうですよね?
藤井聡太さんのニュースを見ていても、みんな「強すぎる」と感嘆していましたが、藤井さんといえどAIと戦ったらボコボコにされるんですよね、多分。
将棋に詳しいある人から聞いた話ですが、AI同士の対局もあるのですが、あまり人気がないと。
一方、藤井さんの対局はめちゃくちゃ人気ですよね?
メディアでも大々的にニュースになりますし。
要するに、藤井聡太さんは確かに将棋が強いですが、ただそれだけではない魅力があるということです。
例えば、幼少の頃から将棋一本でやってきて、めちゃくちゃ負けず嫌いだったとか、14歳でプロ棋士になって20歳で最年少で7冠をといった物語が魅力的であるというわけです。
こういった魅力があるからこそ、人を惹きつけるし、人気があるわけです。
これ。
僕らがビジネスをやっていくとか、ライティングする場合にも大きな参考になる部分です。
単純にライティングの速さであったり正確性であったりは、まぁ絶対にAIの方が優れているわけです。
では、
「人間が書く意味は何なのか?」
を考えたときに。
その答えの1つに、あなた自身にしか書けないこと。
体験したことであったり、経験したこと。
あなたの個性やパーソナルな部分が価値になるし、そういったところで勝負していかないと、これからはAIに淘汰されていくわけです。
「AIによって仕事がなくなる」
と言っている人は、AIと競争しようとしているからです。
それよりも、AIを味方につけて、AIを活用しながら、例えば自分のライティング力をのばしたりビジネスに活用したりしていく。
これからのAI時代の中、こういった姿勢が求められていくと思います。
要するに、
「ChatGPTで自動化して稼ぎましょう!」
などといった話に踊らされないことですね笑
ではでは、ありがとうございました!
田中
PS
僕が見た羽生善治さんのYouTubeはこれです。
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