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撮影記1・マチュピチュ感

深夜の伊豆を徘徊した。南伊豆のあいあい岬〜下田市の爪木崎灯台〜西伊豆町の仁科峠と
一晩で200キロを走った。

今回は電車で熱海まで行ってそこからカーシェアを使った。

住んでるところは神奈川だから、家の近くでカーシェアで行くのがいいと思うかもしれないが、1人で行く時はこの手段の方が色々と都合が良いことに気づく。

カーシェア代➕高速代とカーシェアの距離料金は1人だと結構財布を痛めつける事になる。

自分は夜〜朝写真を撮って何もせず帰るので
深夜から朝の時間車を使えれば良い。

となると、カーシェアのナイトパックほどコストパフォーマンスに優れたものはない。

補償込みで3千円プラス距離料金➕切符代くらい。今回の撮影に関していえば家の近所でカーシェアする金額の半額程度に収まった。

費用的な問題もそうだが、1番重大なものが
帰り道の眠気である。

帰り道は撮影のアドレナリンが切れて
眠さとの戦いが繰り広げられる。

カーナビのあと100kmですの表示が絶望的である。心の声は常に「うわぁ、早く眠りてえ」だ。朝の通勤渋滞にも巻き込まれると居眠り運転一直線である。

単独行の場合は撮影地の最寄り駅で借りる方が帰り道の運転もしんどくなくて済むし、お金も安上がりで一石二鳥なのである。

唯一のデメリットはやっぱ電車移動の荷物の問題くらいだ。座ってしまえばまあなんとかなるが。

星も撮ったし、朝日も撮ったしでいろんな写真はあるが、今回撮った写真で一つピックアップしたいのがこの「マチュピチュ感」である。

流れ込む雲
なんかマチュピチュっぽい。


撮影場所は静岡県西伊豆町の仁科峠展望台である。

パノラマで絶景が拝める。

地形的な問題で雲が流れ込みやすいらしく
前回に行った時も雲海ができていた。

今回は展望台から見下ろしたすぐそばの山を、取り囲む様に雲が流れ込んでいた。スポットライトの様にそこに光が差し込む。

山々を取り囲む雲が朝日で際立つ。神々しい。「あ、これマチュピチュじゃない?」って思いながらシャッターを切った。

実際にはマチュピチュに行ったこともなければ、日本を出たことすらないのだが。

そういえば、自分の写真を他の人見せたとき、海外の景色みたいと感想を頂くことがあった。2年前に美術展で入選した写真のタイトルは「川崎のウユニ」だった。

川崎のウユニ
ウユニ塩湖への憧れは今も変わらずあります

無意識に海外への憧れが写真に出ているのかもしれないと思った。

実際海外に行く時はいつになるだろうか。
行きたい場所はいくつもある。

ニュージーランドで南半球の星空を見たい。
ハワイのマウナケア山で満天の星空と、
ムーンボウを見たい。
ギリシャを訪れてギリシャ神話の関連するところを巡りたい。
北極圏の国に行って一晩中夕焼けの景色を拝みたい。

スコットランドでウイスキーの蒸留所巡りをしたい。アメリカで本物のMLBを見たい。

どれも魅力的で困る。
最初はやっぱニュージーランドかな?

そんなこんなで発見のあった伊豆の撮影でした。ちなみに仁科峠は山なので寒いし風強いしでひさびさにかじかんで指の感覚を無くしかけました。

それも込みでやっぱ撮影は楽しいですね。
また気が向いたら撮影記を書こうと思いますのでその時にまたお会いしましょう…

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