墨子を読む 墨辯六編

墨辯六編は、経編上、経編下、経説上、経説下、大取編、小取編の六編のことを意味し、近現代になって読解が不能になったとされるものです。
そのような都市伝説がありますので、ここに原文、読み下し、現代語訳を組にしたものを、墨辯の理解の為にPDF化したものを載せます。

なお、儒学は「つべこべ理屈を言うな、上に従え。」の立場で、墨学は「身分や立場を問わず、理路整然に天下の正義を議論し、実践する。」の立場です。この墨辯六編はその墨学の弁論の基礎となるものです。

ただ、私は正統な教育を受けていませんし、紹介するものがそのような場で評論を受けたものでもありません。そこを理解してください。なお、墨辯六編は世界でも最初に言葉を定義し、ものごとの考え方を論理的に行うことを提案し、同時にその提案したものごとの考え方を使って論理・弁論を行う教育書です。そのため本来は哲学や弁証法の専門家に現代語訳を確認していただくのが正しいと考えますので、ご批判やご指摘をいただければ墨辯六編の理解が向上すると思います。よろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?