たった1人



たった1人
取り残された街角
誰もが行き交う中
ボク1人が
人の波に揉まれても
その場から動けないまま

影は伸び
街には
オレンジ色の時が訪れる

ボクの思考は
止まったまま
季節は変わり行き
気温をゆっくりと
奪っていた

ボクの中で
変わらないモノ
君の中で
変わらないモノ
ボクが
君に
君が
ボクに
求めていた事

解っていた
あんなにも
安心出来た時は
君とだから

君との
サヨナラは
ボクが
悪いんだ












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