人の否定を、その本人にわかるようにしないことの大切さをお話し致します。否定そのものがよくないですが、それを明らかに本人にバレるようにするのは、ダイレクトに伝わるので本当にダメですね。

誰かの否定をしたいときには、信頼のできる別の人にした方がいいです。もちろん、否定はダメですが。何かを吐き出したい時というのは人にはあるもの。

どこにも吐き出し口がないと、辛くなります。そういうときには、信頼できる赤の他人に吐き出すのがいいのです。相手の人との関係者に話してもいいですが、できれば相手のことを全く知らない無関係の人にするのがいいです。

そうすると、相手の人にバレにくくなり、相手の人とは赤の他人なので、気が楽に伝えられます。

ここで重要なのは、嫌われたくない本人の前では言わないことです。本人に言うと、それは本当に言ったこととして、事実として話した内容だと相手が認識するからです。

他人に話せばガス抜きができて、相手に伝わらない可能性もあります。相手の人に事実として言ったことがバレると、後が大変になるのです。

関係性に確実にヒビが入ります。こちらが言ったという事実がバレているので、もう訂正のしようがありません。

ですので、人の否定をしたい場合は本人のいないところで行うべきです。

もちろん。話した相手や周りにいた人越しに本人に伝わる可能性もあります。非言語的に、否定していることがバレることもあります。

ただし、正確には伝わりませんし、人を介している分マイルドになるでしょう。人の否定を別の誰かに言うことは、誰でもやっているのでお互い様です。

ただし、本人の前で言うと確実に角がたちます。それで関係が悪くなっても、こちらは何も言えません。

なので、本人に伝わるようにその人の否定をすることはやめた方がいいのです。伝わってしまえば、関係が確実に悪化すると思いましょう。