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CARP DIARY 2019 5月19日 阪神9回戦~甲子園球場

勝 アドゥワ 2勝1敗

敗 秋山   2勝2敗


📝 打線は1回に鈴木が2点タイムリー2塁打を放って先制。2回には菊池涼のピッチャー強襲ヒットでさらに1点を追加し、試合の主導権を握る。さらに4回には菊池涼とバディスタが連続タイムリーを放って 5-0 とし、試合を優位に進めた。投げてはアドゥワが7回1失点。最終回に一岡が1点を失うも、危なげなく勝利を収めて連勝を7に伸ばした



🌟 アドゥワが7回を投げ4安打無失点。今季2勝目を挙げた。何度かピンチを招いたものの、持ち前の打たせて取るピッチングは今日も健在。7回は野間の後逸で1死3塁とされるも木浪、代打鳥谷と後続を絶ち得点を与えなかった。中国新聞が以下の通り好投の要因を分析した


“引き出しが多い。立ち上がりに、直球と得意のチェンジアップをうまく操れなくても動じない。「全球種を使って抑える」とカーブとスライダーでかわす。中盤には直球の精度も戻り、緩急をいっそう生かした。アウト21個のうち、内野ゴロで奪ったのは併殺打も含めて14。淡々とした顔で打たせて取り続けた”


とにかく20歳という若さとは裏腹に、冷静さと安定感が目立っている。昨年リリーフとして年間を通して 1軍で戦い抜いたとはいえ、先発ローテーションで回るのは今季が初めて。疲労の蓄積もあれば、調子の上がらない中での登板も当然出てくるが、どこまでアジャストしていけるかが焦点の1つ。それでも現時点では心配より楽しみのほうが上回る。まずはこの好調を継続してほしいところだ


🌟 鈴木が初回に、先制の2点タイムリー2塁打。秋山が投じた外目のカットボールを右中間へ運び、チームに主導権をもたらした。それでも2打席目以降の凡退を反省し


「一発で仕留められないことの方が多い。ミスをしないこと。そのために努力して打席に入りたい」(中国新聞)


飽くなき向上心は頼もしい限りだ



🌟 菊池涼が4安打2打点と大活躍。2回にピッチャー強襲のヒットで追加点をもたらしたのに続き、4回には2死1塁からライト線へライナーで運ぶ3塁打を放ち、大きな中押し点となる4点目を奪った。「振りに行った球を安打にできている」(中国新聞)とは、迎打撃コーチの談。好調な様子が窺え、打率も一気に3割に乗せてきた。得点圏打率はリーグ断トツトップの.452 。無類の勝負強さを誇るチームリーダーが、止まらぬ勢いでチームをけん引し続ける



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