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CARP DIARY 2019 5月18日 阪神8回戦~甲子園球場

勝 ジョンソン   3勝3敗

敗 メッセンジャー 2勝4敗

本 西川   1号(3・メッセンジャー)

  バティスタ9号(1・メッセンジャー)


📝 打線は1回、西川の今季1号で幸先良く3点を先制する。ジョンソンは1回、2回とピンチを招きながら得点を与えず。その後も毎回のようにランナーを背負いながら要所を締め、6回無失点でリリーフにマウンドを託した。一方の打線は、メッセンジャーの前に2~5回まではパーフェクトに抑えられたが、6回にバティスタのソロで待望の追加点。7回以降は一岡、フランスア、中崎のリレーで阪神打線に得点を与えず。今季7度目の零封勝ちで6連勝を飾った


👍ジョンソンが6回無失点で3勝目。初回は先頭の近本に内野安打を許して、1死2塁のピンチを招くも糸井を三振、大山をセカンドフライに。2回は連打の後、四球が絡んで1死満塁まで攻め立てられたが、ここも後続を絶って無失点で切り抜けた。その後も5回までは毎回ランナーを出したが、得点は与えず。球数がかさんで6回降板となったが、うまく試合を作ってチームに勝利をもたらした。中国新聞が本人の談話を伝えている


「全体的にはいい感じだったが、ファウルで粘られたこともあり、長い回を投げられなかった。今後は終盤までいきたい」


「打たれても後を抑える意識で粘れたと思う」(ともに中国新聞)


開幕当初は、まるで別人になったかのように失点を重ね、一時はローテーション剥奪の危機さえ感じさせた。それがここへ来て徐々に復調し、現在19イニング連続無失点。ただここまで1試合の最長が6回となっており、本人も言う通りより長い回を投げることが、次の課題といえそうだ。左のエースが7回、8回とより長い回を預かれるようになれば、チームはさらに安定度を増してくる。さらなる活躍を期待したい



🌟西川が1回に先制&決勝の3ラン


「打ったのはストレートかな。初球から積極的に打ちにいこうと思っていたので、思い切っていきました。うまくかぶせて打つことができました」(日刊スポーツ)


絶妙のバットコントロールで「らしさ」全開の1号アーチは、メッセンジャーの出鼻を挫く貴重な先制&決勝点をチームにもたらした。


昨季は規定打席未到達ながら、107試合に出場して打率.309 と活躍。一方で主にサードを守った守備では17失策を数え、今季は打力を生かすために、キャンプから本格的に外野守備に取り組んだ。シーズンに入って随所にその成果が見られ始め、4月25日の中日戦ではスコアレスの8回、レフトから「ドンピシャ」のバックホームで2塁走者を本塁タッチアウトに。また今月11日のDeNA 戦では、センターの守備で頭上を襲った飛球をジャンピングキャッチ。これまた失点を防ぐビッグプレーだった。外野守備での適応力の高さを示す、今日の試合でのエピソードを中国新聞が次のように伝えた


“6回1死、大山の浅い飛球を前進してスライディングで好捕。試合前に広瀬外野守備・走塁コーチに背中を押されていた。「勇気を持っていい一歩目を切ろう」。前日の2回、福留の打球を左前打にした判断の遅れを指摘され、すぐに生かした”


もともと期待されていた打撃面に加えて、ここへ来て守備面でも充実一途。5月は15試合中13試合に先発し、レギュラーの座を手中に収めつつある。飛躍の兆候を見せる24歳から、今後も目が離せない



バティスタが6回に特大の9号ソロ。初回の3点から 0 が続く重苦しい雰囲気を振り払う、貴重な追加点をチームにもたらした


「本塁打は狙っていなかった。内角の真っすぐを待っていて一発で仕留められた。調子はいい」(中国新聞)


決勝打を含む、4安打を放った前日に続く活躍で勝利に貢献し、コメントにも充実感が漂う。自身が「3番1塁」に定着した4月29日以降、チームは11勝5敗1分と復調。好守に安定をもたらしていることは間違いなく、今や不動のレギュラーとなりつつある。このまま、チームをさらなる上位へと導く活躍を期待したい


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