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今起きている変化と目指す方向性

年明け同僚とやりとりしたことを編集し直してnoteにも記載して残しておこうと思います。
※単なるやりとを元にしたものですし、私の曲解も多分に含まれますので事実確認等はご自身で。
※個人の見解です。

・Google Analyticsに続き、昨年Google My Businessもアメリカでは有料化が検討されていたらしい。
Google自体も欧州で税金を課せられたり、CPC型広告一本足のビジネスモデルでは将来的なリスクが拭い去れないからそうしているのではないか、と思います。

・一方で、今YouTuberが何を始めているかというと、自分たちが講師になって、動画の作り方を教えている人たちもでできてる。手法はオンラインサロン形式などが多い模様
これはゴールドラッシュでつるはしを売るようなもので、既に金鉱堀は先行者利益が枯渇しかかっていることを意味しているんじゃないかな、と思いました。

・雑誌社はというと、著作権の使用範囲を「雑誌のみ」という枠を超える契約をカメラマンとかわし始めている。
雑誌単体だと儲からなくなっているからInstagramなどと複合のコンテンツ形成が必要になってきているようです。確かにカスタマージャーニーを元にしたコンタクトポイントの形成には雑誌単体だと弱いのも事実だなと感じます。

・中国のトップTikTokerは、コンテンツ形成のために数十人の撮影・編集チームを作っているらしい。
この領域においては、中国は日本よりも何倍も先に進んでいるので、日本の未来を示唆しているのかなと思います。

・ビジネスの最前線で活躍されている方々の今年のテーマに「チーム」という言葉が飛び交ってた。
個の限界が多い中、プロジェクト単位のチーム化することで起業しなくてもビジネスができるのではないか、と。

感想まとめ
これまでの単体で成り立ってたビジネスであっても、昨今の環境の変化においてはビジネスが成立しなくなっているのは事実だと思います。
コアにコンテンツを置きながら、そこでスモールチームが形成され、有機的にプロモーションが行われるという小資本でもビジネスができる世界に、今年はよりなるんだと思います。
前者については京都でいうとジュンク堂書店の閉店もそれを物語っていると思いますし、後者についてはD2Cが持てはやされているのもその流れの一つのように感じます。

ですが、本当に個々のスモールビジネスが皆対応できるかというとそうではないのが現実です。その現実をそのまま受け入れるのか、底上げをしながら環境への適応を図っていくのか、がいわゆるDMOの力の見せどころなのではないかと思います。
Google My Businessに関しても、個人単体では発言権がないかもしれないですが、DMOならもう少し交渉の余地はあるのではないかとも思っています。

ですので、DMOに求められる役割はやはり地域の経営において方向性を見いだすことと、それに向けて推進していくことが大事なのだろうと思いました。

今、私たちが進めている地域のデータの把握と事業者にレポートとして戻す循環は方向性としては間違ってないと思いますし、地域をベースに色々なプラットフォーマーやサービスプロバイダーなどとマッチングができる環境を用意するという根本のところに立ち戻るのかなと思っています。

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