最近の記事

育児休業を取った男性公務員の話

この記事は2020年8月に、私が育児休業を取った経験を「隣の公務員」という別のプラットフォームで投稿した内容のリポストです。2023年1月現在、私は勤務していた自治体を退職して会社員になっていますが、当時の記憶と記録をこちらにも残しておきたいと思い記事にしました。 また、2022年度から育児休業に関する法令が改正され、私の育休取得当時から制度が変わっている部分もあります。その点はあらかじめご容赦ください。 はじめに 私は、大阪府内の基礎自治体勤務の職員です。2020年5月

    • 父親の育休発表会をやってみた

      公務員のオンラインコミュニティ「オンライン市役所」で、父親の育休発表会を開催しました!育児休業を経験した公務員パパさん4人にお話を聞くイベントをするに当たり思ったことを、こちらでも備忘録的に残したいと思います。 1.きっかけ先日、私の勤務先の人事担当部署の後輩さんから、男性の育休経験者向けアンケート協力のお願いがあり、自分の経験を書き起こす機会がありました。 ちなみに、地方自治体における男性職場の育児休業取得率は、総務省HPで「令和元年度地方公共団体の勤務条件等に関する調

      • 育児休業を取った経験を振り返ってみた

        職場の人事部署の後輩さんから、私が過去に育児休業をとった経験をアンケート形式で振り返ってみてほしいと声をかけていただきました。当時を思い返して書き起こしたものを、こちらの記事に備忘録的に残しておきます。 私の属性に関する情報は、自己紹介用の記事をご参照ください。 問1 育児休業を取得しようと思ったきっかけは?妻との結婚するときに、子どもを授かったとしても、出産を機に仕事を辞めたり、キャリア形成を諦めたりせずに夫婦生活を送りたいという妻の強い思いがあり、私もそれを尊重したい

        • 1歳3か月児の子育て奮闘記

          4月から子供が保育園に通いだしてから、note更新だったり、twitterのつぶやきだったりが、少し遠ざかっていました。10月になり、2021年度も年度単位でみると一年の半分が経ちました。あっという間でした。 ほっと一息つける時間が増えてきた(自分の中で調整が利きやすくなってきた)ので、久しぶりにnote更新することにします。 我が家の息子もあっという間に成長してきました。家の中もドタドタ走り回ったり、ちょっとした自己主張ができるようになって(ワガママにもなって)きました

        育児休業を取った男性公務員の話

          【読書メモ】対話で変える公務員の仕事

          福岡市役所の今村 寛さんの著書「対話で変える公務員の仕事」を読み終えました。読んだのは少し前だったのですが、自治体職員として心に残る部分が多かったので、読書記録としてnote残します。 読んだ感想今まで著者が実践してきた経験の中から綴られた内容は、自治体職員として働く自分にとって、それぞれの場面が具体的な情景としてイメージが持てたこともあってか、一気に読めました。 私個人的には、対話とは何の意味があるのか、という部分、本文中でも重ねて触れられていた以下の箇所が特に心に留ま

          【読書メモ】対話で変える公務員の仕事

          男性の育休は特別なものなんだろうか

          早いもので、私が4か月間にわたる育児休業を取らせてもらい、職場に復帰してから半年近くが経ちました。 実はこの記事は育休を終えて復帰した2020年10月の中旬ごろ、産経新聞の夕刊で、神戸市職員で副業制度を活用して「父親業(NPO法人でのお仕事)」をする方の特集記事を読んで、途中まで書いたのですが、最後まで筆が進まずしまいこんだままになっていました。 しかし、記事中の「男性の育休が褒められる社会を取り除きたい」って言葉がとても心に響くものがあり、自分もこれに関連してnoteを

          男性の育休は特別なものなんだろうか

          7〜8ヶ月児の子育て奮闘記

          SNSやnoteの投稿頻度は減りましたが、今日も元気に過ごしています。 朝起きて、子供と過ごして、仕事に行って、帰ってきて、風呂に入れて、寝かしつけしてたら寝落ち、という毎日を繰り返しています(笑) 最近の息子の成長記録です。 1.歯が生えてきた!赤ちゃんの歯が生えてくるのは、およそ6か月頃から。はじめは下の歯が2本生えてきます。もうそんな時期か、というのが率直な感想。 赤ちゃんの歯が生える時期と順番 (育児と乳歯の情報サイト「ママ、あのね」) 我が家の場合は、息子

          7〜8ヶ月児の子育て奮闘記

          新米パパ、子育て5~6か月で感じたこと

          子供が産まれてからずっと記事のタイトルでは「新米パパ」を自称してきましたが、いつまでが”新米”なんだろうと思い始めている今日この頃です。 また、10月に仕事に復帰してからゆっくり子育てのことを振り返る時間を作りにくくなってしまっていて、記事もご無沙汰してしまいました。生後4か月を過ぎて6か月に至るまでの思い出を含めてまとめたいと思います。 少し前になりますが、かかりつけの小児科で生後4か月検診を受け、身長・体重を測ってもらいました。産まれてから間もない期間は本当に子供の育

          新米パパ、子育て5~6か月で感じたこと

          新米パパ、子育て4か月で感じたこと

          はじめはずいぶん長い期間取ったよなあと思っていたはずの育児休業も、あっという間に4か月が経って、もうおしまい。 育休中は、朝から夕方まで断続的に抱っこし続けるのに疲れてしまい、ずっとやるのも辛いよなあとか思っていました。けどこれからそんなことができるのも、仕事お休みの日だけ。少し寂しいです。 そんなこんなでいつもの子育て雑感を書き残しておきたいと思います。今回も3つです。 1.よだれが出すぎて”濡れふきん”を量産しがち今まではただ手をなめるだけだった息子くんですが、3か月

          新米パパ、子育て4か月で感じたこと

          新米パパ、子育て3か月で感じたこと

          4か月間取っていた育児休業も残り1月を切りました。残り日数を数えるたびに、心行くまで子供とじっくり過ごせる時間を取れてよかったと強く感じています。 今回もネタ3つにまとめました。 1.我流の抱っこだと手首と腰を痛める生後3か月を過ぎて、息子の体重も6kg台に入りました。赤ちゃんの定期検診は、1か月の次だと4か月まで間が空くので、身長や体重がどこまで変わったか詳しい数値まで確認する機会がありません。 体重計をレンタルするご家庭もあるようですが、うちはもったいないので借りて

          新米パパ、子育て3か月で感じたこと

          いつもと違う夏、育休の夏。

          もう8月が終わる。私の夏も、いつもとは大きく違う夏になった。家族が1人増えたからだ。 5月末に子供が産まれた。少しずつ暑さが増してきた6月以降、私は、ほぼ毎日ずーっと家にいる。育児休業を取って、妻との2人体制で我が家にやってきた息子との日々を過ごしている。 思えば、6月は、不慣れな育児と向き合うべく、とにかく夫婦ともども一生懸命だった。昼も夜も慣れない子供の世話。寝不足のまま過ごし、あっという間に1か月が終わった。 7月になると、ほぼ毎日雨が降った。今年に限ってか、梅雨が

          いつもと違う夏、育休の夏。

          【講演メモ】小室淑恵さん「経営戦略としての働き方改革・子育て支援」

          8月28日~29日に開催される「ファザーリング全国フォーラム」にweb参加させてもらいました。その中の基調講演では、(株)ワーク・ライフバランスの小室淑恵さんのお話を聞くことができました。 現在、私は4カ月間の育児休業を取っています。そのおかげで当たり前のように日々仕事に行く日常から少し離れて、働き方のこと、子育てのことにじっくり考えを巡らせながら、家族との充実した時間を過ごすことができています。その中で、働き方改革のオピニオンリーダーの一人として活躍されている小室さんのお

          【講演メモ】小室淑恵さん「経営戦略としての働き方改革・子育て支援」

          私のSNSの使い方

          私が高校生から大学生になるころ、ちょうど私の周りでもSNSが流行り始めました。およそ2006年くらいでした。それ以降、SNSは私の生活のすぐそばにある欠かせない存在となりました。 それから現在までおよそ15年近くが経ち、私も30代になり、今どきの若い10代の子の流行りにはなかなかついていけないなあと感じることが増えました。 それでも自分なりにSNSを通じた外の世界とつながりをもって、自分自身を見つめる機会を大事にしたいなあと考えています。 さて、前置きが長くなりましたが、

          私のSNSの使い方

          新米パパ、子育て2か月で感じたこと

          育児休業に入ってから2か月が経ちました。私は今年の6月~9月末まで4か月間の育児休業を取っています。あっという間の折り返しになりました。 この記事は、私がいま子育てしていて感じることをメモに残しておくものです。 今回のネタは3つです。 1.急にミルクを飲まなくなる息子の授乳は混合(母乳+ミルク)なのですが、以前まで母乳を飲んでそのまま追加のミルクを飲んでいたのに、急にほとんど飲まなくなりました。 妻が母乳を飲ませている時間はそう変わらないのに、ミルクを少量飲むor全く飲

          新米パパ、子育て2か月で感じたこと

          2020.08.01よんなな会@オンライン(講演メモ_01)

          吉藤健太朗さん(オリィさん)(オリィ研究所HP) <講演要旨>テクノロジーの力で、人の「寂しさ、孤独感」を消したい。 今の社会には1000万人の高齢者、4万人の学校に通えない人がいる。そうした外出困難な人がOriHimeを使って外に出ていって活躍してもらうことができる。 OriHimeが可能にするのは「存在感の伝達」。 買い物、コンサート、スポーツ観戦、結婚式への参加など。実際にその場にいるような感覚を得ることができる。 オリィさん自身、小さいころから体が弱くて4年近

          2020.08.01よんなな会@オンライン(講演メモ_01)

          2020.08.01よんなな会@オンライン(講演メモ_02)

          厚生労働省参与・畑中洋亮さん新型コロナウイルス対策本部で行った「神奈川モデル」について <畑中さんプロフィール> 現在38歳。以前まで、神奈川県新型コロナウイルス感染症対策本部の医療危機対策統括官を務めていた。現在は厚労省の参与として、コロナ対策の情報戦略関連の仕事をしている。自身で会社の経営をしていること、ICT技術の活用に長けていることを役立てようと行政にも関わってきた。 <講演要旨>以前に所属していた財団での経験を活かして神奈川県庁の顧問をしていた。その当時は、神奈

          2020.08.01よんなな会@オンライン(講演メモ_02)