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ウチの放課後デイにルールを作らない理由

まず、ルールは何のために守るのか?

恐らく、その環境とか組織に自分が在籍するためではないか?

就労準備型の放課後デイで子ども達に教えなきゃいけないことは、「大人が決めたルールは必ず守るもの」ということではなく「自分が〇〇をしたいならこの組織のルールを守らないとこんなデメリットがある」ってこと。

だから、施設内で学ばせる必要があるのはルールを守ることではなく守らなかった時にどんな結果が発生するかということ。

自分にデメリットが多い結果が想像できるとおのずとルールを守る

守るか守らないかは子どもが決めること。

あと、子ども達は以外とルールが好きな子が多い。

ルールがあると自分で考えなくてもいいから。

ルール通りに行動して、上手くいかなかったら大人のせいにして終われる。

でも、それは人のせいにすることを学ぶ機会を作っているだけ。

全部、自己責任で活動するためには、ルールが邪魔になる時がある。

全部自分の責任という考え方は、すごく大変だけど

長い目でみると、人のせいにする方が精神的な負担は大きい。

だって、他人は永遠に自分の思いどおりに動いてくれないから。

動いてくれたとしても、結果が伴わなかったらまた人のせいにする。地獄のような悪循環に陥る。

自分の責任と考えられると、試行錯誤が可能となる。

簡単にルールを作ると子ども達のこの自己責任の機会を奪ってしまう。

以上今日スタッフに伝えたこと。

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