見出し画像

レゴブロックによる「現在地調査」(2024年4月度)。

こんにちは。たとえそれほど強くなくとも、贔屓クラブの無敗が止まると気持ちも落ちますね。それでも前を向いて生きていくのがサポーター。


コーチ一年。

人事部に来て一年と一ヶ月弱。これまでのマネジメント職人生で若者と接する機会と、この一年間での接し方は雲泥の差があります。もちろんどちらもリーダーシップと主体性を発揮するのは当たり前ですけれど、前者は指導者として、逆に後者はなんとなくコーチとして向き合ってきた気がします。

コーチングは難しいなと感じます。先日、友人のビジネスコーチと飲む機会があったのですが、やはり引き出し、いや引き出させの数が圧倒的に多いなと感じます。自分自身も意識して実践してきたつもりですが、プロのコーチには恐れ入ります。日々の努力が重要だなとひしひしと感じる一年でした。

「現在地調査」開始。

2024年4月の現在地。

さて現在地調査を始めます。フィグである自分自身が若手メンバーと向き合っています。ともにパッションがありますが、若者は内側に、かたや自分は頭に。そして頭の上にある羽根は追い風のように言葉のシャワーを浴びせかけている。うーん、コーチとしてはどうだろう。2:8の法則を忘れている。

若手は背後に期待と不安を隠し持っている。うまく引き出すことが必要なのにもしかすると言葉の羽根で見えていないのかもしれない。さらには上からもなにかを降り注ごうとしている感が溢れていて、一体どのように進めていけば良いのか自らも不安になっている。奥の矢印がそれを物語っています。

比較も意識して、先月の作品と並べてみる。

2024年4月度(左)と2024年3月度(右)

パッションだけでなく言葉。

先月の、より誰かのために行動する、が悪い方向に出ている気がしている。自分自身の上にあるなにかも含めて押し付けは良くないなと作品から理解することができました。コーチングとは自分で気づいて行動するためのサポートです。今一度しっかりと刻み込んでいかなければならないと自戒の念。

光る脳も後方へと追いやられている若者になにができるのか。それは昨日も書いた「言葉」。パッションだけでなく言葉で伝えていくことによって期待と不安を自分事にしてもらい、そこからなにかに気づいてもらえるよう促していく。その影響が両端の旗に凝縮されていると思うのは大げさでしょうか。

他者依存からの脱却。

理由が少しわかる気がします。最近、ある方から自分自身に向けられた言葉の刺々しさに辟易していた。それが作品に乗っかってしまっているのかも。ちょっと反応的になっているように思う。たとえ愛のない言葉を受けたとしても、それを自分事に変えるにはどうするか。そう考えているところです。

違う角度からの写真。よく見たら上の構築物には目があり、そしてなにかを被っているのがわかる。さらにはその根本にはしごもしっかり降りている。コーチの自分がアウトサイド・インに引っ張られてはいけない。無意識に作った作品から多くのヒントをもらうことができた。頑張るしかないですね。

目と傘とはしご。他者依存からの脱却。

最後に。

あまり感情的に反応しないのが自分の強みだと思っています。それでも心無い言葉にどうしても苛立ちを抑えきれないこともある。なぜ人は、人を傷つけるような言動をしてしまうのか。そんな社会を少しでも自分から変えていければなと思っています。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?