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【This is my life in China】コロナワクチン接種 in 中国

こんにちは。先日(2021/05/21)中国の深圳市でコロナウイルスのワクチンを接種してきました。忘れないうちにこの経験を記事にしたいと思います。それでは~

ワクチン予約

僕の住んでいる深圳市では3月頃からコロナのワクチン接種が始まっており、僕の彼女はすでに2回接種済みです。日本のように平等性を重視して接種していくというよりも、効率性重視で、オンライン上で自分で空きを確認して予約するという形になっているみたいです。病院で接種するのが一般的だと思いますが、オフィス街に臨時ワクチン接種場所を開設して、近隣で働いている人が仕事の合間に打つこともできるそうです。
*最近(2021/05/28現在)、広東省でコロナが増えてきたので、ワクチンを接種する人が増えています。

さて、予約方法ですが、WeChat(中国名は微信、日本のLINEみたいなもの)というアプリ上で「健康深圳」というプログラムを使い、オンラインでワクチンの予約をします。自分の名前、年齢、住所などを登録すると、ワクチン接種の予約ができるようになります。外国人の場合は、中国人とは別のサイトになっており、外国人は決まった病院でないと接種できないのではと思います。

予約サイト

まず、接種したいワクチンの種類(ワクチンを開発した製薬会社)を選択し、次にその選択したワクチンが接種可能な病院を選びます。最後に接種可能な日時を選んで予約完了です。予約は次の日の分か、当日にまだ空きがある場合は当日の分を予約できるようになっており、次の日以降の予約はできません。またこのようにあと何人分空きがあるか表示されるようになっており、かなり分かりやすかったです。おそらくですが、外国人に対して接種できるワクチン数の1日の上限が決められているのではないかと思います。

予約ページ


病院選択

時間選択

僕の場合、次の週の月曜日に接種したいなと思い、予約サイトを見ていたところ、金曜日でも接種できるとわかったので木曜日の夜に予約して次の日(2021/05/21)の朝にワクチンを接種しました。

ワクチン接種

金曜日(2021/05/21)の朝10時から11時の枠で予約したので、10時20ごろには病院に着いていました。まず受付でパスポートを見せ、ワクチン予約サイトの自分のページに表示されているバーコードをスキャンしてもらいます。

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次にワクチン接種に関する同意書を読んでサインするのですが、すごいんです。同意書が日本語で書かれているではありませんか。よくよく読んでみると、日本人が書いた文章ではないことがわかりますが、中国語でかかれているよりずいぶんマシですね。この辺りにも中国がワクチン接種に関してスピードと効率性を重視していることがわかります。

日本語同意書

同意書を読んでサインしたら、アレルギーはあるかなど質問をされました。ワクチン接種の料金ですが、僕の場合は、社保卡という中国の保険証のようなものを持っているので、これで支払ったので、実際何円だったかわかりませんが、おそらく高くても200元(日本円で3,000円ちょっと)くらいだと思います。

受付が終わると、ワクチン接種の証明書(この時点ではまだ接種していないので、医療関係者のサインなし)と自分がサインした同意書が渡され、接種場所にいくように言われます。受付は外国人と中国人別々でしたが、接種は一緒に行うようです。自分の順番が来るまで列に並んで待ちます。

少し待つといよいよ接種です。はじめにパスポートとワクチン接種の証明書を見せ、名前や生年月日が正しいことを確認します。自分は彼女が接種したのと同じ北京生物というワクチンを選んだのに、紙には兰州生物と書かれているので、正しいのか聞くと、北京生物という会社のワクチンを兰州生物をはじめいくつかの会社が製造しているので、ここには兰州生物と書かれているが、北京生物のワクチンで間違いないと教えてくれました。ワクチン接種ですが、打った瞬間の痛みはそれほどありませんでしたが、針を刺してから打ち終わるまでたった数秒ですが結構長く感じました。ここで、ワクチン接種の証明書にサインしてもらいます。接種後は体調の悪化などがないか確認するため、30分間待機するように言われました。自分の同僚の外国人も同じ時間に接種に来ていたので、話しながら30分待ち、それから接種時間の書かれているワクチン接種証明書を見せてから、帰りました。またワクチン接種が完了すると、予約サイト上でも1回目接種完了という記録を確認することができるようになります。

接種証明書

サイト接種完了

このワクチンは2回接種が必要で、次回の接種は4週間から8週間の間とのことです。

感想

予約から接種までスムーズだったのでよかったです。今のところ、接種した左手に少し痛みや違和感がありますが、それほど気になりません。今後数日は体調の変化に気をつけたいです。
*今日(2021/05/28)で接種から1週間経ちましたが、全然問題ありません。

なぜ今回深圳でワクチンを打ったかというと、今年の夏に一度日本に帰国することを考えており、数ヶ月滞在してまた深圳に戻ってくる予定で、その際に中国製のワクチンを打っていると、ビザの取得が品やすいということを聞いたことがある(いわゆるワクチンパスポートのような制度)からです。また今後ワクチンを打っていないと、生活上色々制約が出ると嫌なので接種しました。今後詳しく調べてみたいのですが、今回接種した北京生物のワクチンはVero細胞を用いた不活性化ワクチンで、日本で今接種されているファイザー製ワクチンはmRNAという技術を用いたワクチンで、両社は異なるものなので、両方接種できるのか気になっています。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。コロナが収束し、以前までのような生活が戻ってくる日まで、自分のできることをやっていきたいと思います。ほなまたな~


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