フツウな僕が副業をやってみる話:④商品破損から学ぶ件
こんにちは!
丸の内の社会人1年生・副業に手を伸ばすMASAKIです。
新社会人と言えば心が折れながらも日々奮闘していくイメージでしたが、私は優しい先輩方に囲まれイキイキと過ごしています!
さて折れると言えば、私が展開予定の事業で以前課題が発見されました。
課題は『竹光堂』の商品である竹光が折損すること(2019年製作の第2世代で発生)。今回はその対策の記事です。
このnoteでは起業&副業のお話をしています。
一般人な私が0から起業し、その過程をオープンにする経験者目線の記録です。
起業・副業など興味ある方、ぜひ覗いて見てください👀
■そもそも『竹光』とは
私が事業で扱うのは竹の刀である『竹光』。舞台やドラマの撮影で使われる日本刀の小道具です。
↑↑↑こういうやつ。模造刀とは異なり軽い。
実はこの竹光、まず一般人の手に入りません。
アマチュア劇団や近年では個人ユーチューバーなど、殺陣やアクションで竹光を使用する際には自作するのが通例でした。
ですがこれがとにかく難しい。
そんな彼らを始め、日本刀をかっこよく振り回したい厨二病の心を満たすのが『竹光堂』事業です。
■折れ竹光。事故原因を究明。
さて気を取り直して竹光破損事故と対策についてです。
今回は2つの事故が確認されました。
①刀身が柄から抜ける(第1世代)
=事象=
アクション中に竹製刀身が柄から抜け、飛んでいく事故。原因は刀身の固定不良。
=原因=
第1世代は目釘を使っておらず、刀身と柄を瞬間接着剤で固定。刀身の柄への差し込み方向にはF=mω2rで力が加わるが、軽量な竹刀身でも接着剤では耐えきれなかった。
②刀身が折れる(第2世代)
=事象=
アクション中に竹製刀身が折れる事故。原因は刀身の厚みが不均一であったこと。
=原因=
第2世代は見た目を重視したため、刀身を柄に収容するスペースが小さい。そのため茎の厚みを刀身よりも2/3程度薄くした結果、刀身と茎の厚みに差がある部分で刀身が折損。
いわずとも、商品が使用中に壊れてしまうなどあってはいけません。
『竹光堂』事業は安全に万全を期して展開しなければいけない!。
ということで、以下対策です↓↓↓
■ポイント!『折れ竹光』を対策
さて今回紹介しているの2つの事象ですが、①の刀身が抜ける点は”目釘”を使うことで対策ができます。今回の事故で、やはり目釘固定は必須であることを再認識しました。
※プロ劇団の方などは、小道具をチェックする際に必ず目釘が緩んでいないか確認しています。
さぁ、問題は②の竹光が折損する"折れ竹光"です。
こちらの原因は刀身の厚みが不均一であったこと。連続性のあるフォルムでなければ、不連続の境界に力がかかってしまいます(応力集中という)。
ということで、対策としては刀身を均一に近く連続性のある厚みにする必要がある事がわかりました💡
■課題には1つずつ向き合う
今回は細かいお話でしたが、破損の原因を理論的に解析して対策を立てることができました。
課題を見つけ、1つずつ解決していく。モノづくりの基本ですかね!
さて、今後もこのような記事はバンバン挙げていくつもりです。
いずれ竹光堂が事業展開し商品を使ってもらう際の信頼性UPや、自身の製作過程の足跡及びナレッジになればよいかと考えています。
もし小道具製作などされている方がいればぜひ参考にしてみてください!
そしてもう一点。今回は商品が使用中に壊れてしまうケースの一例になったわけですが、ハード面の商品の改良だけでなくソフト面の商品の検査や使用注意なども環境を整える必要がありそうですね。
ということで商品発送前のチェックシートを作ることにします!
このように課題と向き合うことで少しずつ質を上げていくわけですね。1個ずつ発見して築き上げていきましょう!
※チェックシートの項目も随時追加していきます。Wordで作成しましたが、表が扱いやすいEXCELにしようかな。
ではまた次回👋
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