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【IVRy入社エントリ】 長年身を置いたHR業界を離れ辿り着いたIVRyという新たな戦場

こんにちは!
IVRyでエンタープライズ向けCSを担当している佐久間(サックマン)です!
2024年4月1日入社、社員番号85番でやらせていただいております。

本記事では現在32歳、小田原住み、趣味は海釣りと猫とNBAな僕がなぜ
長年過ごしたHR領域を離れたのか、なぜAI SaaSのIVRyを選んだのか、この辺りの内容についてお伝えしていきたいと思います。


これまでの経歴

IVRyに入社する以前はキャリアのほとんどをHR領域で過ごしてきました。
求人メディアや人材紹介ビジネスでのセールスや人事マネージャーを経験後、エンゲージメント関連のSaaSでカスタマーサクセス組織の立ち上げから責任者を経て、前職はパーソルキャリア株式会社でダイレクトソーシング事業部門にてカスタマーサクセス企画を担当しておりました。

僕自身、人や組織というテーマへの関心が強いというのもあり、採用や育成、組織開発支援の文脈で仕事ができるHR領域でのキャリアはとても楽しく充実した日々だったと感じております。

HR領域を離れる意思決定をするまで

離れる意思決定をした理由

さて、そんなやり甲斐あったHR領域を今回離れることになった理由について一言でまとめると「自分が仕事を通して向き合いたいテーマに対してHR以外の側面からアプローチしてみたいと考えた」からです。

テーマについて少し言及すると、僕はキャリアの最初期から現在まで仕事を通して実現したい世界観や、向き合いたいテーマは一切変わっておらず、
個々人がイキイキと楽しく働ける社会を作るという内容を掲げ続けてます。

HR領域では企業の採用や育成、組織開発などの課題と向き合い自社のソリューションで解決に導いていく、というのが事業の大枠になり、非常にやりがいがあった一方で、クライアント企業のカルチャーや風土、社長や人事担当者の熱量、現場の協力体制などに成果が大きく左右される側面もあります。

サービスを導入いただいても「うちの会社では無理」「従業員が協力してくれない」「優先順位が低くて」的な話はよく出てくるわけで、そういった様々な事象に対してどうやったらコトを前に進められるのか考える、というのが重要になってくるのですが(もちろん他領域でも同様の部分はあると理解してます)、長く業界に居すぎた弊害からか、いつからか真っ直ぐに向き合うのではなく「あーまたこのパターンね」とか「やる前から諦めてどうするんだろ。本当に良い組織作りたいと思ってるのかな」といった負の感情が自分の中で先行していることを実感しておりました。

前述したイキイキと楽しく働くことを実現できていない自分自身に嫌気が差し、思い切って慣れ親しんだHR領域を離れ、また心から個々人がイキイキと楽しく働ける社会を作ることに向き合いたい、と思ったのが領域を離れるきっかけとなります。

転職活動の様子

そんな形で転職活動がスタートしたわけですが、結論からお伝えすると非常に苦戦しました。ありがたいことに内定自体は色々な企業から頂けたのですが、自分自身が入社の意思決定ができない事態に陥ってしまい、結果としては計4ヶ月程度の活動期間を要してIVRyに入社する形となりました。

それもそのはず、今まで他の業界で働くことを全く考えたことが無いが故に仕事を通して向き合いたいテーマはあるが、具体でどのような事業に関わりたいのかが明確に固めきれていなかったのです。

そして改めて自分と向き合い、
「事業内容への共感。自分自身が課題を感じたことがあり、課題解決した
先の未来をイメージできて本気でそこにワクワクできるかどうか」
これを明確に言語化し、人生を棚卸し、転職活動を再開しました。
正直、言葉にするとなんてことないじゃんとか、それって当たり前じゃんと思われてしまうかもしれませんが、背景には色々な意味を内包するため今回はこれで納めたいと思います。

全く未知であるAI SaaSのIVRyを選んだ理由

IVRyを知ったきっかけ

軸を明確にしてからはそれまで以上に転職活動は順調で、この会社で働きたいな、と思う会社との出会いも増えてきておりました。
そんな中いつものようにX(旧Twitter)を眺めていたら「人材ブラックホールIVRyすごい」的な投稿が流れてきました。

調べてみると、確かに某有名企業の著名人が多数入社しており、勢いがある会社であることを感じてはいましたが、正直似たような内容をXでは定期的に目にするのでその場では「そうなんだ」程度でした。笑

後日AMBIを見ていた時にIVRyの求人を見つけ、あーXで見た会社だ、何となく応募してみるかと思い応募(この時は本当にこのテンションでしたすいません)、するとIVRyさんからカジュアル面談のお誘いをいただき、せっかくなので色々とIVRyについて調べて当日に臨みました。

IVRyってそもそもどんな会社?

ここで話を進める前に少し会社の紹介をさせていただきます。
IVRyは端的に言うと電話DXの会社です。
電話をすると、用件に応じて番号をプッシュするように促す自動音声が流れることがありますが、その仕組みを機材購入不要かつ安価に使い始められるSaaSプロダクトとしてご提供しています。
プロダクトを実際に触ってみるとUI/UXの快適さはもちろん、会話内容の自動文字起こしやAI要約など、シンプルでありながら提供価値の大きいプロダクトであることがすぐにわかります。


IVRyの選考の様子

カジュアル面談当日、今の僕のボスであるymknさんとの面談となりました。
※ymknさんの入社エントリはこちら。すごい人です。

面談は朝イチ10時からでしたがその時の僕の感情は今でも覚えております。
「え、なんかちょっと眠そう。あれだ、眠そうな綾野剛に似てる。朝イチですいません。しかもなんか自分と髪型似てる気がする」
※ymknさんにお伝えしたことはないので実際似ているのかは不明です。
※髪型が僕と似ているかはこのSlackが参考になるかもしれません。

切り取り方が秀逸すぎてマジでおもしろいw w w

話を真面目な方へ戻すと、面談は良い時間を過ごすことができました。
IVRyのデモ画面や機能を紹介いただき、UIUXのシンプルさにこれは良いプロダクトだ、と強く感じそこから本選考へ進む形となりました。

1次面接はまたもやymknさんと、ライスさんに担当いただき、カジュアル面談とは打って変わって真面目に対話。その際に非常に印象に残っている会話があり、僕はこれで入社を決めた感も正直あります。

ymkn)サクセスで一番効果でた施策とか企画ってあります?
佐久間)ぶっちゃけCSってこれやったから劇的に成果改善するみたいな話ってないと思っていて、仮説の元小さな施策を積み重ねてようやく改善の兆しが見えてくるものだと思うんで一番っていう表現のものはないですね。
強いていうのでればフェーズカット移行による支援内容の平準化と行動量の厳守、接触ターゲットの明確化ですかね。
ymkn)あーなるほど、真理だそれ

※ymknさんは覚えていない気がしますw w

僕は過去にサクセス組織を立ち上げから一通り経験してきて実感してましたし、カスタマーサクセスは長期に渡り泥臭さや愚直さ、堅実さが求められる仕事だと思っているのでこの感覚に共感してもらえる、というのは自分の中では結構重要なことでした。ここの捉え方が異なると根本的に組織の作り方や戦略・戦術面において考え方の溝が生まれそうと思っていたので。
ここで一気にIVRyという組織への関心が高まったと記憶しております。

加えてもう一つ、IVRyの選考で印象に残っていることがあり、ymknさんをはじめ2次面接を担当のもとあきさん、最終面接担当の奥西さん達がそれぞれ自身の言葉でIVRyの組織作りについて語ってくれた点です。

選考当時はまだまだHR領域にどっぷりな状態だったので、組織への興味関心がかなり高く、もちろんIVRyの組織カルチャーについても調べていました。
その中で、奥西さんが「組織がつまらなくなる理由とIVRyでの組織作り」についてnoteを書いていることを知り、読んだところこれまでの自分なりのHRへの常識がひっくり返る衝撃を受けました。
※該当記事になります。是非御一読ください!

「というかそんな組織なんて理想論であって無理じゃね・・・本当に成り立つか??」
「いや、でもマジでやり切るならめっちゃすごいことでは??」

どうせなら最終選考でお会いするし、本人に直接聞いてみようかと思い、「なぜそういう組織を作りたいと思ったのか?」「考え始めた背景は?」と直接的に質問させていただきました。個人的な興味領域の話題に対して丁寧に対応いただいた奥西さんに感謝しています。

正直選考を受けるまでは、電話DXってあんまりピンとこないのと、自分がそれに本気で携わりたいのか疑問に思う部分があったのですが・・・自分が想像できていない範囲や角度でビジネスの拡大可能性について熱く語っていただいたこと、そして何より自分がHR領域に身を置いている中で到底無理だと思っていた組織作りに本気でチャレンジしている、その中で当事者として理想組織を作っていくチャレンジができるのええやん!と最終面接が終わった時にはIVRyで働く自分の姿がイメージできる状態でした。

僕の仕事のテーマである「個々人がイキイキと楽しく働ける社会を作る」ことに事業を提供する側としても、内部で体験する側としても素敵な経験になる!と確信が持てました。
※事業については他noteでもたくさん触れているのでご覧ください!

そんなこんなで無事内定をいただくことができ、IVRyへの入社を決めました。長期化した転職活動もこれにて終了、時間はかかりましたが納得感を持った意思決定ができたと思いますし、選考に時間を割いていただいたIVRyの方々には大感謝です。

終わりに 入社後のIVRyはどうなのか?

選考やOpenDayの参加を通して多くの方と関わりを持てていたので、特段大きなギャップはありません。
強いていうのであれば、僕の所属するエンタープライズCSは昨年立ち上がったばかりということもあり、想像の3倍カオスだ、と感じているくらいでしょうか。

ただそれは至極当たり前のことで、今までは人も少なく目の前の顧客へ向き合うことでキャパも限界だったと思いますし、これから人も増えていく中で僕らが一丸となって目指すのは「エンタープライズCSの組織化」だと捉えております。
※下記は最初期の立ち上げを頑張ってくれたCSメンバー。若くて優秀!

顧客支援内容のアップデートはもちろんですし、顧客のプロダクト活用データ利活用や個々人が保有している知識のドキュメンテーション等によるナレッジ化、新しく入ってくるメンバーの早期育成の仕組み作り、セールスやプロダクト組織との連携強化など組織全体でチャレンジが必要な課題は山積みですが、そこには手触り感しかありません。

「組織を0から作る」楽しさを感じたい方はぜひIVRyへ!CSだけでなく全方位で採用強化中です!


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