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質問に答えるということ

木曜日の夜から降りはじめた雪は、翌朝ちびちゃんと家を出る頃にはやみました。
朝からせっせと雪かき、皆さんそれぞれの家の周りを手際よくやるので、どんな細い道もちゃんと歩きやすいようになっています。

本当に、雪が好きなちびちゃん。
ぱかーんとなにか蓋が開いたように弾けまわり、雪と戯れています。

さて、先日、静岡から中学生6名がお店に来てくれました。
伝統を受け継ぎ、仕事を続けている会社を訪問し、インタビューをする、というのが目的です。

ぼくがお相手することになり、会社のはじまりから現在に至るまでをひと通りお話しすると、インタビューがはじまりました。
質問の内容は、日頃ぼくがやっている仕事について、どのように考えているかというものがほとんど。
次々に質問されます。

なぜこの仕事に就こうと思ったのか。
大切にしていることはなにか。
続けていくために必要なことはなにか。
壁をどうやって乗り越えるか。
社会を意識してやっていることはなにか。
仕事を進める際、良い意見と悪い意見があったら、悪い意見に対してはどう対応するか。

等など、6名から代わる代わる途切れなく問われ、ぼくは1時間ずっと答え続けました。
予め知らされてはいないので、その場で考えながら答えました。
彼らも、その場で生まれた疑問を率直にぶつけてくる訳です。

とても充実した気持ちになりました。
質問を受け、それに答えるため、気持ちや考えを言葉にするってエキサイティングなことなのですね。
日頃、目を向けていない部分へ外から光を当てて貰えて、うれしいなって心地もあるし。
すっかり、インタビュー好きになりました。



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