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僕が絵本を書くことで、世界を変えることが出来るなら、変えてみたいと思った話。2

こんばんは。

先日本や資料の断捨離をしたのですが、机の中からあり得ないほど出てきて4次元ポケットってもしかしたら実在するんじゃないかって思ったマサキアサクラです。
#めっちゃ綺麗好き
#でも資料ってたまりがちだよね


先ずはお知らせです。
このnoteの総view数が400を突破しました!!

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これを取りたくてめっちゃ早起きしました笑
見てくださる方、ありがとうございます!
これからもよろしくお願いいたします。


さて、今日は昨日に引き続き
「僕の夢」の話をしようと思います。
よく、果てしない夢の一歩目。先ずは皆さんの応援から始めます。
と言っているアレです。
一歩目を歩き出すこと、ファーストペンギンになることってとても勇気がいることなのですが、その勇気をくれた大切な方々、応援してくれる方々本当にありがとうございます。
改めて御礼を言わせてください。ありがとうございます。

昨日のnoteがまだの方は、そちらから読んだ方が分かりやすいと思うので、こちらからどうぞ(僕が絵本を書くことで、世界を変えることが出来るなら、変えてみたいと思った話。1)


僕は「音」をテーマにした絵本を書いています。

僕は今、絵本を書いています。
書いていると言っても脚本なだけ。
絵は別の方に描いてもらう予定です。
(いつかその話もします。)


この記事は、なぜ絵本を書こうと思ったのか
何故絵本と言う戦略を取ったのか
その経緯を書きます。
よろしくお願いします。


その教え方は躾としては間違っていないけど、
誤解を生むよね

先日noteに書かせて頂いた話(こちら)で、すぐに「絵本を書こう!!」とはならなかったのですが、何か彼らに対して出来ないかなとずっと考えていました。
ですが、考えているだけで、何かいい手段があるかと言われたら、何も思いつかない。何もない。と言うのが10年くらい続いていたと思います。


大学生になって、作業療法学と言うものを学びました。
ざっくり言うと、
「環境を調整することで、出来ないことを出来るようにさせる」
そんな学問だと思いました。
例えば、脳梗塞を発症し、片手片足が動かなくなってしまった方が仕事に復帰するには、どういう環境調整が必要なのか
歩きたいと考えている、お家に帰りたいと考えているおじいちゃんおばあちゃんに、どういう環境調整をすればそれを叶えることが出来るか
これを考えるのが、作業療法学です。
大学生活で何名か感銘を受けた先生と呼べる方がいるのですが、
その中の御一人は、
「作業療法学は、手段と言うより、思考過程だと思う。」
と、仰っていました。
これが僕の考えの一部になっています。
そんな中で、ある親子に出会いました。


大学生になって、電車に長時間乗るようになりました。
僕は電車では本を読む派なので、いろんな人の話し声が聞こえます。
そんななかで、ある日の昼間、親子がいました。
お母さんは30代くらいかな、子どもはまだまだ小さい3歳くらいのかわいらしい子でした。
(最初に断っておきますが、これはその親子を批判する記事ではありません。)


子どもが
「あの人たちは手を使ってなにしてるの?」
電車のなかと言っても、まだ子どもです。
こしょこしょ話なんてできるわけありません。
ましてや昼間。人なんてまばらにしか座っていません。
否応なく、その話声は聞こえてしまします。
目の端で、その子どもが話している人たちを捉えてしまいます。


手話を使って話している方々でした。


それは気になるよな
そう、思いました。
3歳くらいの子どもです。好奇心が徐々に出てくる年齢。
気にするなと言う方がおかしいです。


子どもの質問に対してお母さんはこう答えました。
「あの人たちは、悪いことをして声を奪われちゃったんだよ。
だから手でお話をしているの。
○○(たぶん子どもの名前)も悪いことはしちゃだめよ?」


たしか、そんな答えをしていたと思います。
そこから先の受け答えは正直覚えていません。
子どもです。
何をしたのか。
どんなことから声を奪われるのか。
聞きたいこと、気になることは山ほどあるでしょう。

ただ、僕のなかにはもやもやとした黒いものが生まれていました。
「それは違うだろ。
間違ったことを教えるな。
その子にとって世界の中心はお母さんだ。
あなたが嘘をついても、その子には真実なんだよ。」
思わず、胸ぐらをつかんで、こう叫びたいと思ってしまいました。

だけど、そんなこと本当にするわけもなく。
僕は降りる駅が来たので、降りてしまいました。



でも、よく考えてみると、
躾としてはお母さんの気持ちも分からなくはありません。
3歳くらいの子どもです。
家でも落ち着きがないのでしょう。
散らかしっぱなし、ご飯を食べない。
そんなことは容易に想像が出来ます。
そんな大変な毎日を生きているお母さんだからこそ、出てしまった言葉なのかもしれません。
決してそのお母さんが悪いというわけではないと思います。


最近になって、女性蔑視だ。
肌の色で差別をするな。
ジェンダーレスだ。
という話題が増えていますよね。
良い時代だと思いますが、
僕だけでしょうか?
それをすることで新たな偏見や、差別や、いじめが出てきている気がするのは、僕だけでしょうか?


こういうのを無くしたい。
強く思いました。
どうしたらいい??どうすればいい??
自問を続けました。


きっとあの子は、成長して自分で気づくまで
声は悪いことをすれば奪われるものだ。
という考えを持って生きてしまうでしょう。

他にも目に見える障害と言うものは多いです。
それらを見た時に、冷静に判断できず。
誰か印象に残る人に言われた一言が考えとなって、誰かの心に棲むことがあるでしょう。

そして、そういうものは、世界を良い方向には持っていかないのは確かです。

ほどなくして、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)が流行し、否応なく、一人の時間が増えました。
始めは久しぶりの一人の時間を謳歌していたのですが、徐々にすることが無くなって、病気を持っていなくても死に際に立たされている人達(飲食店・サービス業の方々)の現状を知って、彼らのことを思い出しました。

「虹ってどんな音がするの?」と聞いてくれた少年。
電車でただ手話を使ってお話を楽しんでいた人。
それを見ていた3歳くらいの子ども。
子どもに躾をするお母さん。

彼らは今までもずっと死に際で追い詰められた人たちだったんだ。

そう気付きました。
ああ、僕はなんて馬鹿なんだろう。
ずっと彼らは戦ってきたのか
ようやく自分のすべきことが分かりました。


大学で、作業療法学という環境を調整することで、出来ないことを出来るようにさせる学問を学び
塾で、毎日生徒たちにどうしたら出来ない(成績が上がらない)科目を、出来るようにさせることが出来るのかを実践し
こんな素敵な彼らに偶然出会えた僕に出来ることが
ようやく分かりました。
これが成功するかなんて分からないです。
そもそも、成功の定義すらも分かりません。
ただ、これをすることで、世界をいい方向に、優しい方向に変えることが出来るなら、変えてみたいと思いました。


僕は絵本で聴覚障害、視覚障害の方の理解を増やします。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
三日にかけて書こうと思った話題の二つ目が終わりました。
明日で、最後です。
最後まで読んでいただけるととてもうれしいです。
少しでもいいなと思った方は下のハートボタン(すき)を押して頂けると嬉しいです。
それではよい夜を
マサキ アサクラでした。

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