5月27日(月)PPPTOKYO新宿FACE公演にて、元女子プロレスラーKANNAが「Droog-K」(ドルーグケー)に改名してプロレス再デビュー！同時にPPPTOKYOに入団する事を先日の記者会見にて発表しました。

復帰に至る経緯や詳細などは記者会見の模様がYouTubeアーカイブにて視聴可能です。是非ご覧ください。

■一歩踏み出す勇気を礼賛

常々発信していますが、PPPTOKYOはとにかく各メンバーが“なりたい自分”に近づける場所でありたいと思っています。

Droog-k(以下DK)自身、会見内でも話しているように
プロレス界を去ってから、お世辞にも良かったと言える人生を送ってきていない印象があります。
それでも様々な縁が重なって、こうしてもう一度一歩踏み出せた彼女の勇気に対して背中を押してあげたいし、
一度やめてしまったから体験出来た事や感じた思いが沢山あると思います。
そうした「人」としての重みを、今度はまたプロレスラーとしてリングの上でぶちまけて欲しいと思う次第です。

■“なりたい自分”になるためのPPP的方法論

プロレス業界に10年以上居て感じる違和感の一つに
「会社が〜〜〜」
と言う謎のフレーズがあります。

プロレスは虚実入り混じるの事が一つの魅力ではありますが、「なりたい自分」と団体側が「ならせたいアナタ」が食い違っている事がよく散見されます。

「会社が〜〜〜」というフレーズは他責的であると同時に、両者の齟齬の象徴みたいな部分が如実に出たワードだと感じています。

で、なぜそんな事象が生まれるかと言えば、率直に各選手とのコミュニケーション不足とブランディング、プロデュース不足なんだと思います。

プロレス業界のもう一つの不思議としては
・マッチメイカー
・プロデューサー
こういった役職の人たちを公にしないという事象があります。

テレビ番組だったら
・プロデューサー
・構成作家
・ディレクター
…etc

これらの役職と人物は公にされ、そして価値ある職種として一定の評価を受けます。

プロレス業界ではそれらの役職を公にしないが故に、各職に対しての評価が希薄で、希薄だからこそ仕事が疎かになるという事象が生じているような気がします。

PPPTOKYOが率先して取り組んでいる事は、そうした事の反面教師として
広告代理店的機能として
選手＝タレント＝商品
をいかにしてブランディングしてプロモーションしていくかと言う事を
因数分解して緻密に積み上げていくという事です。

その根源はもちろんコミュニケーションであり、
タレント、選手が人間である以上、その人の気持ちに寄り添って汲み取るという意識も常に大切にしています。

具体的な方法論については有料級と自負しているので、いつか論じる機会があれば嬉しいですが、上記のような意識を持って選手を育成&ブランディングしていっている最中です。

同時に、基本的な方向性さえ定まれば、各選手が取り組みたい事は全面的に肯定します。なぜなら根幹の大義名分の正義が定まっているからです。

PPPTOKYOというコンテンツ自体が
・「感動と熱狂を創り続ける」という理念
・Passin(情熱)、Philosophy(哲学)、Prowrestlingの三軸を体現していく

という大義名分があるので、そこに付随した副次的なプロモーションは全て意味があると感じています。

■逆の立場で日々学ばせてもらう日々

今回、８年ぶりにプロレス復帰をするDK選手も、彼女にしか発信出来ない想いや世の中に対してのメッセージが根元にあります。
そしてそれらのメッセージを伝えることが出来る場所が、PPPTOKYOのリングだと思っています。

“なりたい自分”になれる場所がココにある。

自信を持ってこれから彼女をまたプロレス業界で羽ばたかせたいという思いを持ちつつ、今日も明日もひたむきに練習に向き合う彼女から学ばせてもらう事も沢山ある日々です。

先日の八須のMMA挑戦にしても、ちゃんよたのスターダムさんでのタイトル挑戦にしても、自分自身が感化され学ばせてもらう事が本当に多いこの一年。

そろそろ自分自身ももっと素直に、もっと貪欲に、挑戦を辞めない人生を送ろうと感化されるわけです。

5.27新宿FACEでは、自分自身もまだ見ぬ領域に挑戦してみようと思っています。
詳細はまた近日にでも。

明日も明後日も、引き続きそれぞれの人生という名のパーティーを続けましょう。

｢Fantastic Phantom-夢幻なる一夜-」
📅5月27日(月)18:00開場/19:00開始
🏟新宿FACE
🎫プロレスDEPO 

🎟チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2402867&rlsCd=001