楽な道
約束を反故にすることについて考える。
僕は自分で言うが記憶力も要領も悪くない。
ただ世間にはどちらも悪い人が多くが居て、何の因果かケツを拭いてやる場面が多々ある。
それにつけ込んで悪意を持って接してくる人すらいる。
他人に期待も信用も預けないことが一番楽だ。
自分には究極の減点法で完璧主義であっても、その型は他人に当てはめられない。
他人は加点法。
僕の周囲には大勢の0点が集まった。
だから安心して欲しい。
君が死んでも僕は眉ひとつ動かさない。
僕が死んでそうであっても、薄情だなんて思わない。
良心の呵責に苦しむことはない。
僕の声なんて全く良くない。
へしゃげた缶が転がされるような音の連続。
僕の曲は良い。
たくさんの色の水面の波紋。
自分の声なんて大嫌いだ。
影が喉を裂くまで、歌い潰して切り刻んでやる。
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