noteはじめます。

noteを始めよう、始めようと思いながらも、なかなか書くことができず、何を書いていいのかもわからず……。でも、私は書店員として30年働いているので、やはり本のことを中心に書いていきたいなぁ、と思っています。

でも、時々、空想めいたことも書きたいなぁ、と思っています。

私は、書店員のとして、大阪のとある本屋さんで働いていますが、フリーランスの書店員ブックライフ・ファシリテーター®︎としても活動しています。

主に、個人書店さんの支援だったり、小さな本屋さんを作るお手伝いだったり、本の企画を考えて出版したり……、と色々書店員の可能性を模索しています。

私の活動内容の詳細はHPをご覧ください。

(表示が江坂となっておりますが、現在は豊中市で活動しております)

もうひとつの顔はファシリテーターです。会議やワークショップの進行。事業アイデアのまとめなどで、個人事業や中小企業の支援を行っております。若者の支援も行っています。このことは、またいずれお話させてください。

noteを始めようと思ったきっかけ。

2020年4月にcovid-19の感染状況の危機から、はじめての緊急事態宣言が出されました。多くの書店が休業を余儀なくされた中、私の勤めている書店は営業を続けました。

緊急事態宣言が解除されるまでの約1ヶ月間、多くのお客様が来店され、お会計の列は1000坪のフロアの外壁をぐるりと取り巻きました。当然、レジはフル稼働です。スタッフは感染への不安と、途切れることのないお客様の対応で、ランナーズハイのような状態でした。そのような中でも知恵が生まれたり、共同したり、互いを労ったりする姿が見られました。

お客様はというと、お会計に40分以上という異常なほどお待たせしているにも関わらず、文句をいう人はほぼいませんでした。

私は、その大変な中で、「本って、やっぱり必要なんだ」と思いました。そして「本を中心にお客さんやスタッフが書店という場でひとつになっている」という奇妙な一体感を感じました。

そのような状況の中、出版不況、書店の減少、読書離れ………、今、現在、出版業界を包み込む、これらの言葉の数々。私は、どこか遠いもの……、というか、確かにそれらは存在しているのだけれども、思っているものとはどこか本質的に違うのでは?という疑問が湧いてきました。

この時以来、なんだか自分の仕事についても色々思いを巡らすようになりました。

それでもまだ、悶々と考えているだけでしたが、私がお手伝いさせていただいた「調剤薬局×書店」の薬剤師さんとのご縁で、書店のことをさらに考えることになり、話し合いの中で、自分が色々と考えていることがあるのだと思いました。

これまでも、自分の考えをまとめて、ファイリングしたりしていましたが、人に見せることはあまりありませんでした。

ですが、備忘録的なものでいいので、noteを使って書いていきたいと思った次第です。

でも、たまに関係のないことを書いたりしたいと思います。

時々、読んでいただけたらと思います。

よろしくお願いします。


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