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手帳、日記の事情など

来年の手帳ができた。
3年前から手作りしている手帳。MD NOTEBOOKに線を引き、数字のハンコを押し、マンスリーと年間はプリントアウトして貼り付けるという方法をとっている。
われながらめんどくさいことをしていると思うけど、使いやすいのでしばらくはこれかなと思う。手帳はいろんなものを試したけど、やっぱりベストなものには出会えなかったので。何より買い物が苦手なので探し回るのがもうストレス。
気にいっている点は、

◎しおりがあること
◎方眼であること
◎シンプルであること
◎たっぷり書き込めること

線を引いたら、月のハンコを押して、日付のハンコを押す。
今年は土曜日は緑、日曜はピンク、それ以外の普通の日は茶色にした。
色をかえるのもけっこう楽しい。
次にマンスリーを貼り付け、24節気を記入。
次に満月、新月を記入。

次に家族や友人などの誕生日を記入。あとは年間スケジュールに予定を記入する。主に文学賞の予定。挑戦したいなと思うものの締め切りを書き込む。まだ先で決まっていない文学賞は例年の締め切りを目安にして付箋をはる。最後に子どもの学校行事の予定などを書きこむ。
あとは、たっぷりあるフリースペースに、◎友人の住所◎着物のマイサイズ◎今年一年のカード◎月ごとの振り返りスペースなどを書きこんでいく。

映画のチケットの半券や、かわいいお店の名刺、年始のおみくじ、もらったポストカード、などたくさんはるのでけっこうパンパンになる手帳。
今年はたんぽぽのハンコを表紙に押してみた。
最後に、タロットカードのおまじないをふたつほど。
これで終了。
使い始めはクリスマスあたりから。

今使っている手帳は、また振り返りをしてから終わりにする。

手帳づくりはけっこう楽しくて、ちょっとクセになる。費用も1000円ちょっとだし、ハンコは一度買えばずっと使えるので、しばらく回せる。
手帳を探さないといけないストレスからは解放されるのでよかった。

あと、わたしの日記事情。
10年日記をつけ始めて3年目。亡くなったおばあちゃんが5年日記をつけていて、結局埋まることはなかったのだけど、それを見てからつけ始めた。こだわりは、月のはじめにそのときに読んでいた本の好きなところを数行、抜き出して書いていること。
去年、こんなの読んでたんやなと思ったりするのが楽しい。
例えば、10月。
2年前は宮本輝さんの短編集〈「風がおさまるのを待ってたんだな」と言い、私は珠恵と並んで立ち、ガラス窓の向こうの砂浜で起こっている事態に胸のどこかが痛くなってくるのを感じていた。〉
去年も宮本輝さんの『五千回の死』より〈私は叔母に気づかれないよう、そっと指で涙をぬぐったが、それはあとからあとから流れ落ちた。悲しいのではなかった。〉
今年は絲山秋子さんの『雉始雊』より〈わたしは、流しに捨てた氷でも、庭に捨てた氷でも、いつの間にかなくなっているのが好きです。〉
10年日記は毎日書いているので、書き忘れると〈なんか忘れている気がする〉くらいには体に染みついている。宿泊していても携帯のメモを使って書き、あとで記入する。なるべくその日の言葉を書くようにしている。

あと、ときどき書きたいときに書いている日記帳がひとつ。これはそのときの気分で買っているので、種類はいろいろ。でも共通しているのは方眼。
方眼が一番好きなので。どうしてもない場合は無地。
それだけでは足りないときがあり、なぜかパソコンにも日記をつけるときがある。それをノートに書けばいいやんと思うんだけど、ちょっとまた別物という感じ。自分でもよくわからない。
ノート類は、あとは読書記録ノート、小説のネタノート、小説からの書き写しノート、好きな言葉を集めるノート。
ちなみに小説のネタノートは薄っぺらいのに全然埋っていない。

#コラム #手帳 #日記 #オリジナル #ノート



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