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宮古島最終日

この日はお昼頃のフライト。レンタカーも返しにいかないといけないので、朝からうみぶどうの養殖場へ。
たくさんのうみぶどうの茎を取ったりしているおばちゃんの手つきを見学して、おみやげにうみぶどうを買って帰ることに。
うみぶどうは茎の入っているものは割と安くで売っているけれど、茎のないものはちょっとだけ高かったりする。まぁ、味は同じなので食感だけかなぁと思う。
常温で保存できることがいつも信じられないけれど、冷蔵庫に入れたらしぼんでしまうとのこと。飛行機でもスーツケースではなく、手持ちの用がいいとすすめられ、慌てて荷物を整理。少し時間があるので伊良部大橋を最後に見ておく。

この日も風は強く、雲も多い。レンタカーを返しに行った直後、ここにきて初めてスコールみたいな雨が降った。返しにきたのにレンタカーから降りられず、フライトの時間がまあまあ迫っていたので、ちょっと焦った。スコールは15分ほどで止んで無事に飛行機も出発。私は何回飛行機に乗っても怖いけど、帰りの方が揺れも少なくてあのフワっという感覚もなかった。行きの方がいつも怖いし、酔ったりもするなぁ。

帰ってからパイナップルを食べて、上の葉の部分を土に植えてみた。宮古島のスーパーでおばちゃんに、
「この上の部分をグルっとねじるととれるから、そのまま土に差しておいたら育つよ」
と教えてもらった通りにやってみた。
万が一根がはったとしても、京都は冬はマイナスになる日もあるので枯れてしまうと思うけど、とおばちゃんに言ったら、そうだねぇ、育ったら新聞に載るよねぇ、と笑っていたのを思い出した。とりあえずこのまま玄関先で1か月が経過。

水はあまりいらないと言っていたので全くあげてないけど、どうだろうか。
宮古島のさとうきび畑の赤い土を思い出す。
またいつか、夕陽が見たい。
その日まで珊瑚礁がそのままでありますように。
誰かが宮古島は神様の島だよと言っていたような気がする。
本当だなぁと思った。

#宮古島 #旅日記 #珊瑚礁 #パイナップル

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