【二宮金次郎像】新宿日撮り歩記(花園神社境内:新宿区新宿5-17-3)

画像1 家事を手伝って、薪を背負いながらも、その時間を惜しんで本を読みながら歩く二宮金次郎像。 勤勉の象徴として、半世紀前にはどこの小学校にもこの像がありました。 しかし、最近はほとんど見かけなくなりました。
画像2 子供を働かせるのは現代の教育方針に反する。 児童虐待。 歩きながら本を読むのは危険。 「ながら」は良くない。 歩きスマホを助長する。 などなど、が理由だそうです。
画像3 ものごとは見方を変えれば、正反対の解釈ができます。 しかし、最近は否定的な正反対ばかりがなされて、大切なものがどんどん失われているように思います。 「薪を背負う」のは時代にそぐわないかもしれません。 しかし、時間を惜しんで勉学に励むのは悪いことでしょうか? そのうちに、桃から子供が生まれるなんて非現実的である、とか、動物を引き連れて鬼ヶ島へ行くなんて動物虐待だ、なんてことになるんですかね?この像は、廃校になった旧四谷第五小学校にあったものを花園神社に移したものだそうです。