まさこん
日々思ったこと、感じたことを特にテーマを決めずに書いています。
写真に関して思うこと、自分で撮ったお気に入りの写真、などなど。
落語と本格的に出会ったのは高校生のとき。 国語の先生の「落語はいいぞ。古典がいい。新作はダメだ。」という言葉がきっかけで聴き始めました。 それ以前にもテレビで寄席番組を見る機会があったので、それを含めれば落語や寄席に接してから50年にもなるでしょうか。 そんな思い出を含めて、落語を中心に思うことを書き綴ってみようと思います。 【噺を撮る】は古典落語にまつわる場所やモノを訪ねて、その写真を載せています。
仕事に遊びに縁の深い新宿の写真を自分の思いと共に載せています。(芸術性ゼロ)
2002年/平成14年に発症した双極性障害。 今(2023年/令和5年)、考えられないほど回復し、毎日元気に働き、生活しています。 この先、このまま良い状態が続くのか、また悪化することがあるのか、見当がつきません。 この病気・障害を通して感じたこと、感じていることを書きます。
2020年7月17日(金)からnoteを書き始めました。 双極性障害を患う精神障害者です。 既に定年退職をしていますが、まだまだ働きたくて、新宿にある企業に障害者雇用のパートで勤務しています。 障害や障害者、日々思うこと、落語や写真のことなどについて書いています。 前職で6年半の香港駐在経験があることから、ときどき香港についても書いています。 病気の症状(うつ状態)が重いときに、「書く」ことが回復のきっかけになることがあります。 私にとって「書く」ことは一つのリハビリな
先日、入院したときのこと。 病室に案内され、看護師さんの入院生活上の注意の中で、「こまめにシュシセンジョウをお願いします」。 え? 「シュシセンジョウ」って何? 取捨選択? なわけないか。 少しして「手指洗浄」であることが分かりました。 何故、こういう言葉を使うのでしょう。 ふだんの医療行為の中で使う専門言葉なのでしょう。 しかし、それを素人である患者に使うのは… いつも使っているから思わず出てしまった? それとも、自分は専門職である、患者より一段上であると言いたかった
若い人が多い職場だからか、聞こえてくる電話応対での敬語の使い方が私の感覚とかなり違っていて??????の毎日。 中でも最も気になるのが、他の人がとって自分に回ってきた電話に出るとき。 「お電話代わらせていただきました」 初めてこれを聞いたのは今の職場に入った頃だから7年ほど前のことでした。 普段から世間での「〜させていただく」の乱用に呆れていましたが、これにはゾッとしました。 今の職場が変なのかと思っていましたが、先日、外部との電話でも相手がこれを使っていたので、世
映画「PERFECT DAYS」の舞台になった渋谷区の公衆トイレ。 あのような公衆トイレが渋谷区に17ヶ所あります。 西参道公衆トイレ(代々木 3-27-1) 曲線が美しいトイレです。 曲線が美しいトイレです。 手を洗う水道の配置がおしゃれですね。
実は、私、脳腫瘍が見つかりました。 当初8月の予定だった摘出手術ですが、痛みがあまりに激しいので医師に頼み込み、6月末に早めてもらうことができました。 暇で暇でしようがないであろう入院と自宅療養の約2ヶ月間のお楽しみにしようと思っているのが「男はつらいよ」シリーズです。 ですので、今はできるだけ見ないようにしているのですが、仕事で疲れているときなどに寅さんに会いたくなり、ときどき見ています。 寅さん。 なんと優しいのでしょう。 あの優しさはどこからくるのでしょう。 とき
最近、といってももう数十年になりますが、寄席や落語会に行かなくなった理由はいくつかありますが、そのうちの一つ。 うるさいんです。 なんであんなにわーわー叫ぶんだろう。 声がひっくり返るくらいの大声を出さなくたっていいのに。 でも、大声を出せば出すほど、叫べば叫ぶほどウケる。 客が喜ぶ。 客がそれを求めている。 あぁ、今はこういうのがウケるんだぁ。 ということで行かなくなりました。 落語にはケンカや言い争いの場面がいくらでもあります。 悪徳大家のところに怒鳴り込ん
上野の東京藝術大学大学美術館で開催されている「大吉原展」を見てきました。 多くの落語の噺の舞台となっている吉原ですから、落語好きとしては是非見なくてはと思い、出かけました。 吉原の様子を描いた浮世絵や絵画、花魁の着物など、資料が数多く展示されており、見応えのある展覧会です。 また、約300頁にわたって展示資料の写真はもちろん、解説が多く記載されている図録を、奮発して購入しました。 3,500円。 吉原を知る貴重な文献だと思います。 ただ、桜が満開の週末だったこともあり、
ある高座で柳家小三治さんがこんなことをおっしゃっていたことがあります。 小三治さんはたまに舞台で歌を披露することがあったのですが、そのときのこと。 「ああいう舞台ってのはいろんなものがあるんですよね。 照明だってスポットだったり、広く照らしたり、明るかったり暗かったり。 後ろにはバンドやオーケストラでしょ。 そこいくと落語は、金がねぇってこともあるけど、な〜んにもありませんからね〜」 また、歌舞伎について、舞台装置や衣装が派手だったりといったことを話されていたことがありま
【The Tokyo Toilet 4】 西原一丁目公園トイレ(西原1-29-1) 映画「PERFECT DAYS」の舞台になった渋谷区の公衆トイレ。 あのような公衆トイレが渋谷区に17ヶ所あります。 緑色を基調にした見た目も中も美しく、明るいトイレでした。 「誰でもトイレ」に大便器と小便器が備えられているのは珍しいですね。
【The Tokyo Toilet 2】映画「PERFECT DAYS」の舞台になった渋谷区の公衆トイレ。 あのような公衆トイレが渋谷区に17ヶ所あります。 幡ヶ谷公衆トイレ(渋谷区幡ヶ谷 3-37-8) 交差点に何の表示もなくある白い建物。 広い空間は公民館かコンサートホールの入り口かと思わせます。 「Tokyo Toilet」のトイレはいずれも極力「文字」を廃していることとゆったりとした空間を設けていることが共通しています。 点字表示はもちろんです。 大人も子供
【The Tokyo Toilet 1】 映画「PERFECT DAYS」の舞台になった渋谷区の公衆トイレ。 あのような公衆トイレが渋谷区に17ヶ所あります。 笹塚緑道公衆トイレ(渋谷区笹塚1-29) 京王線笹塚駅の高架下にあります。 優しい外観と表示。 ベビーチェアや着替え用の台だけでなく、人工肛門や人工膀胱を付けた人(オストメイト)用の設備が用意された個室があります。 また、幼児用のかわいらしい大小の便器があるのも嬉しい配慮ですね。
今日は「男はつらいよ」の聖地巡礼をしてきました。 今では珍しい高架になっていない柴又駅は寅さん一色。 駅に着いた途端にワクワク。 映画の世界にいるような気持ちにさせてくれる帝釋天山道。 御前様や源公がいそうな柴又帝釋天。 お参りを済ませて「寅さん記念館」と「山田洋次ミュージアム」。 山田洋次監督が落語好きだと知って、嬉しくなりました。 「男はつらいよ」が落語みたいだなと感じているのはそのせいなのかもしれません。 山田監督のたくさんの作品の予告編を選んで見ることができ
先日、寅さんを観ていてハッとしたことがあります。 「ごきげんよう」という挨拶。 すっかり耳にすることがなくなりましたが、なんとなく心地良さを感じました。 出会ったとき、別れるとき。 「こんにちは」や「さようなら」よりもなんだか心地良い気がします。 何故でしょうね。 音の響き? 相手のことを気遣う感じがするから? 聞くのは心地良いけど、自分が使うのはちょっと照れくさいです。 和服が似合う言葉ですね。 耳にして、口にして心地良い言葉、もう一つ。 「ありがとう
綺麗な神社ですが2030年に創建から1300年目を迎えるそうです。 昨年(2023年)、大きな話題になり、私もかなりのめり込んでいるドラマ「VIVANT」にたびたび登場したので「聖地巡礼」してきました。 赤いお饅頭は置いてなかったです。(笑
国も宗教もない 殺す理由も死ぬ理由もない 欲張ったり飢えたりすることもない 天国も地獄もない 私たちの上には空があるだけ 今を生きる 平和の中で生きる 夢を見ていると言われるかもしれないけど 私一人じゃないはず みんなが仲間になって 世界を分かち合って一つになるんだ 言うまでもなく、1971年に発売されたジョン・レノンの「Imagine」の歌詞の数々。 あれから50年以上経った今。 「自国が一番」を主張する政治家とそれを支持する国民。 他国を侵略し、領土争いを続ける
育成就労制度というものが創設されるそうです。 外国人が働きながら技能を学ぶためのこれまでの「技能実習制度」に代わるものだそうです。 日本で技能を身につけて自国に持ち帰り、それを広める。 しかし、そうやって来日した外国人の多くは、劣悪な住環境の上に、実習するはずだった「技能」は毎日タオルを縫うだけの長時間労働だったり。 結局は低賃金での労働力確保の材料にされてしまっているようです。 このような本来の目的と現実との差を無くそうというのが今回の育成就労制度のようです。 しかし、今