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柴又

今日は「男はつらいよ」の聖地巡礼をしてきました。

今では珍しい高架になっていない柴又駅は寅さん一色。
駅に着いた途端にワクワク。

映画の世界にいるような気持ちにさせてくれる帝釋天山道。

御前様や源公がいそうな柴又帝釋天。

お参りを済ませて「寅さん記念館」と「山田洋次ミュージアム」。
山田洋次監督が落語好きだと知って、嬉しくなりました。
「男はつらいよ」が落語みたいだなと感じているのはそのせいなのかもしれません。

山田監督のたくさんの作品の予告編を選んで見ることができ、開館直後で客は私だけだったのでその場所を独り占め。
興味を持った作品の予告編を何本も見ました。
どれも観たいものばかり。

帰宅後、さっそく落語を題材にした「運がよけりゃ」を観ました。
1966年の作品。
「落語を題材にした」といっても、単に落語の筋書き通りに映像化したのではないところが、むしろ嬉かったです。
落語好きなら「あ、これはあの噺だな」なんて思いながら観るのが楽しいし、落語を知らなくても楽しめる映画です。
「男はつらいよ」前の作品によく出ているハナ肇とクレージーキャッツの面々の愉快なこと。

これまでに観た「男はつらいよ」、そして、今日の「巡礼」を通して、最も印象に残っているのは、実は、倍賞千恵子さんです。
「さくら」だけでも素晴らしいと思っていますが、その他の作品でも、「素晴らしい」という言葉しか思い浮かびません。

私の中で日本一の役者さんです。