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【ごきげんよう】 日々雑感 20240322

先日、寅さんを観ていてハッとしたことがあります。

「ごきげんよう」という挨拶。

すっかり耳にすることがなくなりましたが、なんとなく心地良さを感じました。

出会ったとき、別れるとき。

「こんにちは」や「さようなら」よりもなんだか心地良い気がします。

何故でしょうね。

音の響き?

相手のことを気遣う感じがするから?

聞くのは心地良いけど、自分が使うのはちょっと照れくさいです。

和服が似合う言葉ですね。

耳にして、口にして心地良い言葉、もう一つ。

「ありがとう」

耳にしないわけではないけど、「ありがとう」と言っても良い場面でも「すいません」のほうが多い気がします。

すれ違うときにちょっと道を譲ってもらったときのように相手が何かをしてくれたとき。

何の抵抗もなく「すいません」と言います。

意識してみると1日の中で「すいません」と言ったり聞いたりすることのなんと多いことか。

でも、「ありがとう」のほうがなんだか気持ちが良い。

道を譲られてすれ違いながら、「ありがとうございます」と言うほうが自分も気持ちが良い。

「お詫び」じゃなくて「感謝」だからでしょうか。