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コンビニ 20240306

今や私たちの生活になくてはならないコンビニエンスストア。

それまで、たいていのお店は10時開店、18時閉店が当たり前でした。
デパートも18時閉店だったような気がします。
そこへ「開いててよかった」のうたい文句で登場したセブンイレブン。
今から50年前、1974(昭和49)年のことです。
朝7時から夜11時の営業時間は大きな驚きで、まさに「開いててよかった」と思うことが多々ありました。
その後の普及ぶりは皆さまご存知の通りです。

街を歩けばどこにでもあるコンビニ。
どのコンビニを利用するか迷ってしまいます。
私は自分が貯めているポイントが優先かな。
いや、逆に、自分の生活圏内にあるコンビニで貯まるポイントを貯めているといったほうがいいかもしれません。

私の場合はファミリーマートです。
私の生活圏内にはファミリーマートがやたらとたくさんあります。
利用する店舗から他の店舗が見える場所もあります。
職場があるビルの1階にあるし、窓からは別の店舗が二つ見えます。
狭い圏内に複数店舗あって「食い合い」にならないんだろうかと思ってしまいます。
しかし、利用する側からするとポイント貯めたさにわざわざちょっと離れたファミリーマートに行かずに済むのはありがたいです。

そこいくとセブンイレブンはそういうことはありません。
職場への下車駅の前に1店舗、通勤路を10分ほど歩いたところに1店舗、さらに職場の近くに1店舗。
店舗から他の店舗が見えることはありません。

ローソンは通勤路にナチュラルローソンが1店舗ありますが、青いローソンはありません。
青いローソンは、普段街を歩いていても「おや、こんなところにコンビニが」という場所で目にすることが多いような気がします。
人目につかないところに隠れるようにあって、その周辺の人たちにはありがたいことでしょうが、「こんなところで商売になるんだろうか」と思ってしまいます。

歌舞伎町でも、町内への入り口の何ヶ所かにセブンイレブンがあり、歌舞伎町の中はファミリーマートばかりが目につきます。
そして、裏通りに近い目立たないところにローソンが3軒ほどあります。

このような出店方法がそれぞれの企業の意図しているところなのか、たまたま私が目につくところがそうなのかは分かりませんが、なかなか興味深いです。

かつては日本全国津々浦々にある郵便局が何かと住民の窓口になっていましたが、今はその「何かと」の内容が変化し、量が増え、多様化かつ複雑化しています。
それに郵便需要の減少とコンビニの普及が加わり、今後郵便局はどうなるのだろうと、人ごとながら心配になります。
そのためか、最近は郵便局で常に何かを売っています。
その品物は定期的に入れ替わり、私がよく行く郵便局では今、レトルトカレーやトマトを売っています。
これは日本郵便が活路を求めてそれらの企業に働きかけていることなのか、逆に、郵便局の販路を利用しようとする企業側の意図なのかとても興味があります。
先日、顔見知りの窓口の女性に尋ねてみたところ、「さぁ、上が決めていることなので、私たちにはなんとも…」と言われてしまいました。
そりゃそうですよね。(笑

おっと、コンビニ、コンビニ。
コンビニは出店の形態だけでなく、商品の品揃え、新たなサービスの取り込み、異業種との協業など各社さまざまな試みをしています。
今後、どう進化してゆくのでしょうね。