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わすれていたゆめ

子どもの頃、またいつか香港で暮らすって思っていた。

戻って来ると思ったから、日本に帰国する時は、あんまり最後だなんて思えなかった。普通だったら、お友達と別れることを悲しんだりするのかも知れないけど、どこか世界は繋がっていることは分かっていて、なんだかボンヤリしたまま、片道の飛行機に乗ったのだ。

あの時の空港の様子や身体で感じる感覚は、なぜか記憶として残っている。

大人になると、海外で仕事をするってことがやっぱり難しいことなんだと思えて、女ひとりで、しかも家賃も物価も高い香港なんて、とてもじゃないけど、暮らしていけないと思った。

だから、どうやったらそれが叶うかなんて、考えもしなかった。

一度でも問いを立てていたら、何かが違っていたのかも知れないけど、「私にはできない」ということを疑いもしなかったのだ。

最近また、わすれていたゆめを、ふと思い出すことが増えてきた。

シンガポールに住まいを移して、サンフランシスコとアジアを中心に仕事をしているお友達から、数年ぶりにコンタクトをもらったり。外資系のクライアントからお仕事を預かった時のやり取りやオフィスの空気感を感じたり。

まぁ、わたしは恋多き女だから(笑)、シンガポール在住の男性から口説かれて、あぁ…付いていくのいいなぁって、単純に妄想してみたのでした。

わたしは、自分中心・家族中心の暮らしがしたい。

いつまでも仕事バリバリ自分でやりたいです!なんて、思っていない。ちゃんと時間をかけて朝の時間を過ごしたいし、野菜やフルーツをたっぷり摂って、キッチンにいる時間を楽しんだりして。足元にはワンコがいて「僕もそれ食べたいよぅ」っていう目でこっちを見てる(笑)

そんな朝。

それでもお小遣いが欲しいから、ヨガのクラスをしたり、瞑想のクラスをしたり、ソウルケアをしてあげたり、要望があったらコーチングもしてあげる。だけど、その後は一緒にお茶をしてお散歩に出掛けたり、時間が許す限り、一緒に過ごしたりして、リフレッシュの時間を過ごしたい。

私のテーマは「パートナーシップ」だけど、男女のパートナーシップに限らず、自分の人生や、自分に与えられたミッションに対して、真剣に向き合っている人のお手伝いがしたくて、彼ら彼女らのベストパートナーになりたいんだ。

経営者やビジネスアスリートと呼ばれる方々の明晰な頭脳には惚れ惚れする。私は、自分が惚れた人には本当に尽くすことができる。

太陽の光がたっぷりと入ってくるような開放的で広い、海外の自宅で、自分のクラスができて、大好きな人達に囲まれて幸せに暮らしたいな。

それが私の、わすれていたゆめ。

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