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人は、無意識のうちに環境から影響を受ける。

自分の能力を発揮するためには、環境設定がとても大切かも知れない。

どうも、引越をしてきてから随分と状態が変わった。何がどう変わったかと言うと、まるで自炊をしなかった私が自炊していたり(およそ料理とは言いがたい簡単なものばかりだけれど)、家計簿をつけ続けることができたり、何と言うか、地に足ついた感がある。

"地に足ついた感"を感じるために大きく影響していることが何かと言うと、本当に"地面に近い"ということなのではないかと思っている。今回の引越では、6階から1階に引っ越した。

実家は一軒家で、1階に居間があり、小さな小さな庭がある。窓を開けてダイニングテーブルに腰かけると土の匂いがしてくるのだけど、その土の匂いが、なんとも言えない安心感を感じさせる。

今の部屋には庭こそないけれど、1階の部屋はどこか地面に近くて、安心する。

それを今、実感している。

6階に住んでいた時は、真横にある首都高とちょうど同じ高さで、しかも夜中中、首都高を走るトラックの振動で部屋ごと揺さぶられていた。どこか、安定感のない、ふわふわした感じ。もう後戻りはできないし、かと言っていつまでも次のステージに上がれない、その狭間にいるような焦っているような感覚。

地面から浮いて離れた場所で、騒音・振動によって常に揺さぶられていた環境から、地面に近くて、騒音も振動もなく(もちろん無音ではないけれど)、その静けさを楽しむことができる環境へ。

どんな環境に身を置くかによって、自分ではコントロールしきれない無意識の自分の状態を調えることができる。自分の状態が調えば、当たり前のことが当たり前にできるようになり、実行力・継続力がつき、更にパフォーマンスを上げることができるのではないかと思う。

人は、無意識のうちに環境から影響を受ける。

だとしたら、私たちはどのような環境を選んだら良いのだろう。そして、どのようにその環境をより良く自分色に創り上げたら良いのだろう。もっともっと心地よく、もっともっと自分らしくいるために。

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