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適切な距離感とアイコンタクト

2019年2月19日(火)

日本を代表する超大手企業の役員・管理職の皆さまに向けた全3回のセミナーが今日で終了しました。

私たち講師と、担当の人事部の方との感覚は一致していて、全3回のうち、2回目のセミナーは受講者の皆さんの反応が少し薄かったんですね。

1回目と異なる条件として、以下の2点がありした。

①人数が多く、参加者同士の距離が近すぎた(緊張がほどけなかった)
②セミナー時間を10分短縮しなくてはならず、進行の際、講師が時間を気にしすぎた

私個人の反省点としても、受講者の皆さんとのアイコンタクトが十分に取れないまま、つまり、こちらがお伝えしていることの同意を皆さんとこまめに取らないままに、先へ先へと進んでしまったため、受講者の皆さんを少し置き去りにしてしまった感がありました。

昨日の反省も踏まえて、今日は時間を短縮しつつも、アイコンタクトはしっかりと取る、ということを意識したところ、参加者の方のリアクションも上手く引き出すことができ、会場全体として、とても良い場となりました。

最後は個別に質問に来てくださる方もいらっしゃり、かなり自分ゴトとして、セミナーを聞いてくださったようでした。

やはり、人事ご担当の方も同様に「今日は反応が良かったですよね!」と仰ったので、上記の気をつけたポイントをお話しておきました。

最終的な本音がどうかは分かりませんが、私が見る限り、全3回のセミナーに関しては、一定の評価をしていただけたようでした。

私が普段お手伝いしている企業様の中でも、とりわけレベルの高い内容を常日頃実践されている会社だったので、我々も無言で質が問われました。

事務局の方の殆どが、臨床心理士など「こころ」を扱うプロの方々ばかりでしたので、洞察力も鋭く、最初に打ち合わせをした時の視線の鋭さにはかなり緊張しました。

全てが終わる頃には、かなり心理的な距離も近くなり、他の組織にも当社をご紹介いただくに至りました。

適切な距離感とアイコンタクト。

マニュアルにするには難しい点ですが、こまかなインプットの違いに人々の反応を変えることができることを再認識しました。

ひとまず、この案件が無事終了したことで肩の荷が降ります。個人的にも、これ以上難易度の高い現場は暫くないなと思うと、もう何でもできると思いました。

全ては自分の糧になる。そんなお仕事でした。

サポートは更なる自己投資に活用させていただきます。人のこころやからだに関して見識を深めて、皆さまにお返しさせていただきます。サポートありがとうございます。