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物価高騰中のマンハッタンで奮闘中の息子さんへ Enjoy Yourself(It's Later Than You Think)

妻の友人のブログを読み、ニューヨークで奮闘されている息子さんへのエールです。

昨今のアメリカの物価の高騰は、ご存知の方も多いと思います。
簡単なランチが$20~30(2500円〜4000円)くらいとか、驚きですね。

いくら給料の額が日本の相場とは違っても、日常生活の出費のやりくりの大変さは痛いほどわかります。

ましてや、20代。
ニューヨーク中心部での生活。

ブログでは、息子さんのランチのタッパー飯(カレーライス)がアップされていました。


息子さんのランチ(カレーライス)


母「ランチ食べてる?」
息子「まあ、毎日こんな感じかな」
母「夜はしっかり食べてる?」
息子「パスタにミートソース」

こんなやりとりでしょうか?
(勝手な想像すみません。)

僕も10代の後半から20代にかけて、日々の生活における食事の優先順位が、最下位くらいの時期がありました。

冷蔵庫には、チョコと牛乳だけが常備されているような日々で、捻出したお金のほとんどを、本・レコード・洋服・旅行・夜遊びに使い切るような生活を送っていた記憶があります。

ニューヨークに初めて行ったのは1980年代後半。
ジュリアーニ氏が市長になる前と言えば、なんとなくわかる方もいらっしゃるかとは思いますが、マンハッタンには本当に色々なものがうごめいていました。

一ヶ月ほどの滞在でしたが、ずーっと泊まっていたホテルの宿泊費用が、一泊あたり今のアメリカのランチの相場以下の$20くらいでした。
(一週間単位の支払いでディスカウントしてもらって$100くらいでした。)
ただし、当時の物価が安かったわけではなく、おそらくマンハッタンにおける最低レートくらいの相場であったと思います。
そのホテルに短期的な居を構え、毎日朝から夜中までウロウロとしていました。

滞在中のニューヨークでも日本と同じく、何を食べたのかあまり覚えていない日々を過ごす一方、目と耳と脳には十分すぎる栄養を蓄え帰国した覚えがあります。
息子さんも今そんな時期なのでしょうね。

回想していると、どんどん話がそれていきそうなので、マンハッタンの思い出は別の機会にし、息子さんに大好きな曲を贈りたいと思います。


Terry HallがThe Specialsの2枚目のアルバム「More Specials」でカバーした
”Enjoy Yourself(It's Later Than You Think)”です。
オリジナルは、1950年台のDoris Day。
僕が高校生の頃から大好きな1曲です。

たまたまブログを読んだ日のお昼ご飯のメニューに親近感を覚えたことと、
我が家の息子と同世代の息子さんに応援をこめて書きました。


ブログを読んだ日の僕のタッパーご飯
鶏肉のグリーンカレー

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