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理想と現実の違いに落ち込んだ後には・・・

元気なうちに好きなことを楽しみたいから、
楽しめるだけの余力を残す生き方を
探求しているライフコーチのまさみです。


今日は感情と行動のお話をしようと思います。

ネガティブな何かしらの感情を持つこと。

あります、あります。

打ち消すなんて、そんなの無理です。


できないことは無理しなくてもいいのです。


感情を持つこと自体は反応だから、
コントロールはできないけれど、
その感情を受けて、
どんな行動を取るかは、
自分でコントロールできます。

だから、もし今、
嫌な感情になってしまい、
嫌な行動を取っている自分に
気付いて落ち込んでいるならば、この話を
読んでいってください。


自分が思い描いたように物事が進まず、
疲れやストレスが蓄積されていくことで、
余計に理想と現実がかけ離れていることに
がっかりしてしまうことも、
生きていれば、何度となくおきるでしょう。

そんな時は落ち込んでもいいし、
がっかりすることそのものは、
悪いことじゃありません。

でも、気付いたなら、そのままにせずに、
軌道修正を繰り返していくことで、
自分の理想へと近づいていけるのです。


最近の私も、嫌な自分になっていて、
落ち込みました。

私、THE真面目人間なので、
ついつい何でも一生懸命に
やってしまう癖があります。

一生懸命なら良いことじゃないかと
思うでしょうが、
反面やりすぎてしまう傾向が強いです。

やらなきゃならないという使命感だったり、
責任感から、自分にプレッシャーをかけがちに。

しかも、要領もあんまり良い方じゃないのです。

するとどうなるか?


やり過ぎてますから、
疲れてきて、嫌な感情を持ちやすくなり、
その感情に流されるように行動を
起こしてしまうんです。

まずいなと気づいて、
早速、軌道修正をしました。


真面目で頑張っている人、
そして不器用だと自覚がある人にこそ、
一人で頑張らないという選択肢を持つことが
いかに大切であるか、
また、それがどんな効果を
もたらしてくれるのかを、
私の経験を交えてお伝えするので、
もしこれを読んで納得してもらえたら、
さっそく試してみてください。



朝食での出来事

少し前に同居する母に癌が見つかってから、
母の負担を軽くするため、
母親が担当していた家事を
私が引き受けることになり、
その内の1つ、朝食の準備も
私の仕事になりました。


毎朝5時に起きて、
お米を研いで、水に浸して、
その間に夜使用した食器たちを
食洗機から取り出して・・・と
朝食準備を進めつつ、
洗濯機もまわしていきます。

朝食の準備が終わったら、
今度は自分の身支度を軽く済ませます。

そうやって2時間後の7時になったら、
4歳の息子を起こして、みんなで朝食となります。

我が家では、夫がいつも深夜帰宅のため、
朝食が唯一家族揃う時間なんです。
1日のエネルギーを取るためにも、
忙しいけど大事にしています。


朝食の後は、食器を片付け、台所を掃除して、
息子の登園準備をし、洗濯物を干して・・・と
タスクは山盛りです。

タスクを終えたら、息子を幼稚園に送り、
自分は事務の仕事のため出勤する流れです。

だから、どうしても朝食サクっと食べて
タスクを早くこなしたい気持ちがあります。

一方息子は、寝起きすぐだからか、
朝食はさっぱり進まずに
ボーっとしていたり、スプーンで遊んだりで
全然食べてくれません。

食事時間を早く終えたい私は、
段々とイライラが募り、
息子に対して、早く食べなさいとか
食べないの?片付けちゃうよとか
そういうプレッシャーの
言葉を投げかけてしまいました。

さらには、息子から、ママ抱っこしてや
食べさせてのリクエストがあり、
私がスプーンやフォークを使って
息子に食事を食べさせてあげたりしていました。

でも、気ばかり急いているため、
息子がまだ飲み込めていないうちに、
次の分を口に入れてしまったりして、
結果息子が上手く噛めずに
吐き出してしまったりというようなことが
起きたりして、それはもう悲惨。

食べるの?食べないの?
と怒りがMAXに。
(なんと自分勝手な親でしょう!)

ふと、そんな嫌な自分が
客観的に見えた瞬間があり、
でも、嫌な言葉が口から出るのは
止められなくて。

心の中で、ダメだ。こんなんでは。
私が一番嫌いでなりたくない母親像に
なっているよ。
と思って悲しくなりました。

そして、朝食後に、
明日から一緒に朝ご飯食べるのを止めるねと
息子に伝えたのでした。


負のループからはなかなか抜け出せない

今回の件、私が真面目過ぎる故に、
母親から引き受けた朝食の準備を
ちゃんと完璧にやりたいという気持ちが
問題を引き起こしていました。

私が担当になってから、
朝食の内容がイマイチになったとか、
寝坊して朝ご飯が炊けていないとか、
そういうことがあってはならないという
責任感があるために、
手を抜けなくなっていたことで、
疲れを蓄積させてしまいました。

疲れているのに、
思うように息子が朝食を食べてくれないため、
ストレスになってしまい、
イライラしてました。

そのイライラの感情のまま、
圧のある言葉を息子にぶつけてしまったり、
無理やり食べさせてしまうような行動に
つながってたのです。

感情を受けて、すぐに行動に移してしまうのは、
反射みたいなものです。

熱いものを触って、
慌てて手を引っ込める動作みたいなもの。

それは止められない行動なので、
一旦その負のループから抜け出さないと
いけないわけです。

それで私が取った行動は、
息子と食事を一緒にしないというものでした。

熱いものを触らないということ。

熱いものに触らなければ、反射で起きる手を引っ込める動作も起きないから。


夫に助けを求めた

これ以上息子を傷つけたくなかったし、
嫌な母親になりたくなかったので、
息子と朝食を一緒にとる担当を
夫に頼みました。


朝食準備が終わった後、
いつもだと自分の身支度をしながら、
息子が起きる時間まで待つのですが、
その日から、身支度をする前に、
自分だけ先に朝食を済ませてしまうことに
しました。

この作戦はとても良いきっかけになりました。

その翌日、夫は仕事で、
朝の時間は余裕ないと言いながらも、
できるところまでは協力するよと言ってくれて、朝ご飯は息子と一緒に食べるという作戦は
続けてくれました。

3,4日続けたら、息子から、
「ママ、元気になった?
ごはん一緒に食べたいよ」と言われたんですね。

おそらく、夫が息子に、私が一緒に
ご飯を食べられない理由を、
具合が悪いからと説明していたのでしょう。

それで、潮時だなと思い、
「元気になったよ。ありがとう。
明日からまた一緒に食べよう」と
息子に伝えて、一緒に朝食を食べるスタイルに
戻りました。


一人で抱えない、がんばらない

嫌な自分になっていたところから、
一旦冷静になるために、
私は夫の力を借りました。

他に頼る人がいない場合、どうしたらいいの?
と言う方もいるでしょう。

直接誰かの手を借りれなかったとしても、
負のループから抜け出せればいいので、
まずは違う行動パターンを取る
ということができればいいと思います。

でも、本当に誰かの手を
借りないとどうにもならなら、
公的なサービスを利用したりして
介入してもらいましょう。

そんなにおおごとにしたくないとか
そんなこと言っている場合じゃないのです。

自分が一番大事にしたい人を
大事にできなくなっているんです。

嫌な自分から、なるべく早く抜け出して、
大事な人を大事にできる
いつもの自分に戻るためです。

助けてと声をあげましょう。


私のように、当事者である息子にも
ごめんね、一緒に食べられないよと
できないことを伝えてしまうことも
いい方法だと思います。

何でもかんでも母親は
できて当たり前じゃないんです。

できない母親も見せていいと思っています。


冷却期間を経て行動に変化が

息子と朝食を取らない数日間に、
自分なりに色々と考えることができました。

冷静になってみれば、
何をそんなに生き急いでいるんだと、
自分が滑稽に思えてきました。

夫とのLINEのやり取りをしていた履歴から、
息子がまだ2歳くらいの頃の思い出話が
見つかりました。

保育園の先生から、
息子が給食の白飯しか食べなくて、
おかずを全然食べないんですと言われて、
登園前にラムネを食べさせないでと
夫と喧嘩していたことを思い出しました。

当時、息子は、本当に偏食で、
ヨーグルトとラムネと芋とトウモロコシしか
食べなくなってました。

このまま偏食で育ったらどうしよう
という気持ちと、
いずれ食べてはくれるだろうけど、
やっぱり心配という思いが入り混じっていて、
ラムネで満足させないでと
夫に文句を言っていたのだと思います。

それを思えば、
今はいろんな野菜も食べるようになっています。

もうラムネを要求することはなくなりました。
身長も伸び、体重もずいぶんと増えました。

そうやって振り返りをすることで、
自分自身で追い込んでいた気持ちに
余裕が生まれて、
その余裕の状態で息子と接すると、
変化が起きました。

相変わらず、食べるのは遅いですが、
そのことについて、
言葉で煽ったりすることを
やめることができました。

私が何を言ったところで、
息子の行動は変えられないからです。

頭ではわかっています。

でも、実際に行動するためには、
余裕の状態が必要です。


無理やり食べさせても、
私も息子もいい気持じゃないし、
いずれ息子はさっさと食べるようになるんだ
と思ってみることにしました。

また、タスクが残っているから
早く食べさせないといけないと
思っていたのですが、
タスクが完了せずに残ってしまったら
大問題なのかというとそうでもないのです。

それよりも私の余裕がなくなって
息子に嫌な母親の記憶が残ってしまう方が
大問題と気づきました。

さらに、私が弱音を吐いて夫に頼ったことで、
夫からも、家事は後回しでいいよとか、
俺も手伝うよという言葉をかけてもらえて、
気持ちがフッと軽くなりました。

気持ちが楽になったことで、
息子の食事がゆっくりと時間が
かかったとしても、以前のように
イライラするのはだいぶ減り、
待てるようになりました。


思いもよらぬ効果も

息子が幼稚園へ登園するタイミングは、
朝の家事タスクを終えてから
というルーティンにしていました。

しかし、息子に大好きなお友達ができて、
その子と遊ぶのが楽しみでしょうがなくて、
早く登園したがるようになりました。

それで、登園と朝の家事タスクの順番を
変えるようにしたんですね。

そしたら、息子は、
自分が朝食を早く済ませたり、
着替えを済ませたりすると、
登園時間を早められるということが
わかってきたみたいなのです。

なので、最近は、
食事途中で中だるみのようになって
遊びだしたら、○○君と遊ぶ時間が
少なくなっちゃうよ?と
声かけすることにしました。

そうすると、は!と我に返り、
食事に集中できるようになってきました。

しかも、今朝は、
取り込んだ洗濯物を畳むタスクを
自分が手伝えば、ママは登園準備に早く
取り掛かれると思ったのか、
自分の洋服を自分で畳んで、
タンスにしまってくれるお手伝いまで
してくれました。

本当にびっくりです。


感情と行動を切り離すには

冷却期間が大事です。

反射にならず、
考えて行動を起こすことができます。

感情は勝手に心にわいてくるけど、
行動は自分で考えて
コントロールした上でおこせるんです。

だから、
嫌な行動を取ってしまっていると気付いたら、
それが嫌な気持ちを持ったまま
取った行動だと気付いたなら、
一旦冷静になる時間を設けましょう。

その時、一人で何とかしようとしないで、
できない自分をさらけ出して
助けてと周りに言う事がポイントです。

真面目で一生懸命やっている人は、
完璧を目指しています。
そうすると、周りからも
助けなんか要らないんだろうなと
思われてしまっています。

だから、そんなことないんだよ、
助けて欲しい時もあるんだよと
声をあげてわかってもらうことが大事です。

そこで初めて、助けが必要なんだと
周りが気づいて
色々と考えて行動起こして(助けて)くれます。

周りが、直接何か手を貸せないことが
あったとしても、
そこまで頑張らなくていいんだよと
気づかせてくれたりもします。

それだけで気の持ちようが変わって、
反射的な行動を起こすのを
セーブできるようになります。


冷却期間を設ける方法は、良くあるのですが、
真面目で責任感が強い人、
要領があんまり良くない人には、
むしろ一人でがんばらないで、
できないことはできないと言い、
助けてと声をあげた方が、
感情と行動を切り分ける助けになるということを覚えておいてほしいなと思います。 

やり過ぎずに、程々のところで余裕を残せると、
感情から反射的に行動を起こすことを
防げるからです。


感情と行動を切り分ける時、
どんな風に考えを掘り下げていったら
いいんだろうと迷うなら、ぜひ私の公式LINE
登録してください。

登録特典の悩みの切り分けワークシートが
そのお役に立てると思います。

使い方がわからなければ、一緒にお話しながら
進めていけますので、メッセージをください。


どんな些細な悩みであろうと、
自分がこうなりたいと思うことがあるなら、
そのためにできることは、
自分で行動すること。

まずはそこからなのです。

その一歩が1番難しく大変なところなので、
助けを借りて進むことは、
恥ずかしいことじゃないです。


冒頭に書いた私の生きるテーマ
「元気なうちに好きなことを楽しみたい」
の中にある、元気なうちは、
思っているよりも短くて、
好きなことを楽しめる状況を作り出すのも、
日常生活の中では難しい面も多いです。

だからこそ、どうしようと思い悩み
とどまっている時間がもったいないので、
よしと決めたら即行動だし、
よしと決められなそうだったら、
私に連絡してください。


最初からできてなくていいんです。
少しずつ軌道修正して、
自分の目的地へ進めたらいいと思っています。


≪公式LINE≫
新しい登録特典を用意しました。
悩みの切り分けワークシートです。

自分の悩みを整理して、行動が起こせるように手助けするものになります。

解説動画も作成しました。

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【まさみ 人生を「面白がる」人/ライフコーチ】
現在:地方で、夫(再婚)1人、子1人、実親と同居。
過去:中学生の頃に2年間海外(シンガポール)住み。
進学のタイミングで上京、DV、結婚、離婚を経験。
転職多数。地元へUターン。
育休中にコーチングを知り、復職1年半後に退職。
ライフコーチとして活動開始。


https://twitter.com/12maata

https://stand.fm/channels/6016379585b142d0d89ebb6f



”踊る”ライフコーチを応援してもらえたら嬉しいです。 私にとってのフラは、趣味というより人生の一部。 踊ることで、人生が豊かになり、また自分の人生経験が踊るフラを深くしていく… いただいたサポートは、フラを楽しむために使わせていただきます。