生物多様性国家戦略2023-2030で触れていること
昨年『生物多様性国家戦略2023-2030』が政府より公表されました。
これはリオ地球サミットでできあがった生物多様性条約に書かれている各国は行動計画を策定せよに基づいているものであります。
今回の『2023-2030』の中では「日本人特有の鎮守の森や八百万の神といった自然観、地域の文化や伝統行事への意識」が初めて明記されており、それらが生物多様性の保全になるとも書かれています。
地域の祭礼や伝統食を食べることには「残酷さ」もはらむのでしょう。昨今環境保護団体や動物愛護団体の抗議活動を見ればよくわかります。
しかし先祖はどう言う生活をしていたかを知ることができます。逆に地名を現代風にしてしまうことで災害から我が身を守ることが出来なくなります。
つまりそれぞれには意味があるのです。
講師をやっている専門学校やセミナーでは常に「日本人の自然観」について語っています。「自然環境のためだから」という理由だけで、そして効率だけを求めての環境保全は非常に危険だと思います。
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