見出し画像

終戦記念日に思うこと

昨日8/15は終戦記念日でした。
11月の写真展でも見せなければと思っているのがミクロネシア連邦は現チューク諸島(旧名トラック諸島)の海に沈んでいる日本の沈没船の写真です。

1944年2月の米軍の攻撃で沈められた数が数十隻以上と言われていています。
しかし一部ミクロネシア連邦関係から「沈没船の写真はもう余り見せたくない。なぜなら暗い時代のことだから」と言うニュアンスで人づてに言われ、“表現の自由”の中非常にやりにくさを感じたりもします。

記憶にとどめておかないといけないと思っている人と、そうでない人がこの世にいるようです。

トラック諸島の沈没船の話し、戦後ミクロネシアから現地人の妻や子供を残して強制退去させられた日本人男性の話など風化させてはならない話しがたくさんあり、戦争被害のことは日本もミクロネシアも変わらないはずなのに・・・・・・。ちょっとおかしいよと感じました。でもカメラマンである以上言うべきことは言うで、専門学校でもトラック諸島の写真を見せながら将来の危機感を訴えています。

ヘッダーの写真はチューク諸島の水深40mに沈む天城山丸とツバメウオ。


■以下は写真のギャラリーになります。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?