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猫のこと…撫でてほしい

今日実家に行ったら、またこの二匹に会った。

いつも僕を見つけるなり、二匹揃って寄って来る。
今日は雨が降っていて、屋根がある駐車場の車の下にいたのだが、僕が声をかけると二匹揃って道へ出て来た。

(これは前の写真)

しばらく撫で回し、「元気でな、またな」と声をかけ、さよならをする。
ふと振り返ると、二匹揃ってずっとこっちを見ている。

「腹減ってんだろうな」と思い、帰り道にあるコンビニに寄って餌を買い、来た道を引き返した。

二匹はまだそこにいて、僕が戻って来たことに喜んでるようだった。
買ってきた餌を一緒に買った紙皿に出し、「どーぞ」と差し出す。
しかしほんのちょっとだけ口にして、また撫でてくれと言わんばかりに僕に体を押し付けて来る。

(これは前の写真)

僕に甘えて来るのは、お腹が空いてるからではなかった。
とにかく撫でてほしいのだ。
なんとも愛おしく、愛くるしいではないか。
二匹をわしゃわしゃと撫で回し、二匹も満足そうだった。

しばらくして、そろそろ帰らなければと思い、二匹に差し出した餌を片付けようと皿に手を伸ばす。
すると二匹は、「いや食べるってば!」とばかりに急に食べ出し、食べ終わると満足そうに毛づくろいを始めた。その姿もまた愛おしく、愛くるしい。

気づくと僕は、終始ニヤニヤしていた。

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