ほとけさまのおしえ「肯定するということ」

 人は誰かが何かをするとき、ついつい「批評」したがるものです。

 そして相手の弱点や悪いところを目ざとく見つけては、「白日の元に晒す」ようにして自分の主張を通そうとするものです。

 そして連日、当たり前のように批評したりされたりするのです。

 それを聞くうちに当たり前のように感じ自分も批評したり、逆に批評を恐れて何もしないようにしたりするものです。

 でもそのような批評する社会に、自分は「いたい」と思うでしょうか?

 また自分の子や孫は、そのような社会で育ってほしいと思うでしょうか?

 実際には人を悪く言うとき、殆どは自分の感情に苛まれているものです。

 そして心に余裕があれば批評したりしないでしょうし、たとえ悪く言われたとしても「相手にする」ことはないでしょう。

 そして「隣人を愛し」、優しい言葉をかけ、周りを「照らし続けて」いく。

 これは宗教を超えて、人間であれば誰でも「嬉しく感じる」のではないでしょうか?

 そして嬉しい気持ちは、また嬉しい気持ちと「繋がっていく」ものです。

 そんな言葉と心のつながりを、仏教が「お手伝い」できたらいいなと思うのです。

 
☆今日の一句☆

 笑いあう
    いいねと親指
         立てながら

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