片田舎に住んでいると、テレビに出るような「有名人」に会うことはほとんどありません。

　東京に住む友人は、有名人がロケしていても「別に驚かない」そうですが、地方でロケに遭遇することなど「ほぼゼロ」です。

　でも昨日「思いもよらず」有名人に遭遇してしまいました。

　いつも通っている市民プールの入り口横に何やら人垣ができています。

　よく見るとカメラとかスポットライトがあり、どうやら中継をしているようです。

　誰がいるのかと見ると、「吉田沙保里さん」がおられました。

　現役でないとはいえ、やはり「オーラが違います。

　ちょうどプールへの通路があったので「至近距離」で拝見させてもらいました。

　今から二千五百年前に「お釈迦様」に出会い直接説法を聞かれた方も、同じような気持ちを持たれたのかなと思います。

　そして説法の内容も雰囲気もとても印象に残ったことでしょう。

　その時の「感動」を様々な方に語り、それが語り継がれ後の「お経」のもとになりました。

　そしてインドから中国に運ばれ、漢訳されて日本に持ち込まれました。

　つまりお経はお釈迦様の説法を感動を持って聴かれた方の「想い」が詰まっているともいえます。

　そんな想像をしながら、今朝もお経を唱えておりました。

☆今日の一句☆

　感動を
　　　持って語れる
　　　　　　　　お経なり