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ほとけさまのおしえ「土佐のカツオは藁焼きで」

 今日は暇を頂いて、名古屋に来ております。

 久しぶりの「都会の空気」に、新鮮な息吹をいただいております。

 名古屋駅に来るとき、よく伺うお店があります。

 そこは「土佐カツオの藁焼き」がいただけるお店です。

 そしてランチタイムは人も空いていて、「お値打ちなメニュー」もあるのです。

 「土佐カツオ」を熟成させて引き出した旨味を藁で炙って閉じ込める。

 それを少しばかりの「山葵と粗塩」を付けて藁の風味とともにいただくと、口の中になんとも言えぬ世界が広がります。

 名古屋駅にいながら心は「土佐の太平洋の荒波の中」にいるような気分になるのです。

 そして苦行で傷心しきった親鸞聖人を、優しく導いてくださった「法然上人」が、「土佐国番田」へ流罪となった心境に想いをいたすのです。

 実際には「讃岐国」で庇護を受けて留まったとも言われておりますが、四国までの道のりは辛く悲しいものだったと思います。

 でも法然上人の教えが様々な人の心に拡がり、「救われ導かれる」方が現代にもおられるということを、きっと「目を細めて」見つめていてくださると感じております。


☆今日の一句☆

 土佐カツオ
     香りと旨味
         拡がれリ

 

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