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ほとけさまのおしえ「ご自宅でのお通夜」

 本日は先ほどまで「お通夜式」のお勤めをさせていただいてまいりました。

 これまでもお通夜のお勤めはさせていただいているのですが、今回は初めて「ご自宅」でのお通夜式でした。

 先代とともに自宅での葬儀にお参りしたことは幾度となくありましたが、一人でお勤めしたのは実は今回が初めてです。

 それほど「葬儀会館でのお葬儀」が定着しつつあります。

 確かにご自宅での葬儀は準備から片付けまで様々な段取りがあり、「大変」ではあります。

 でもご自宅ならではの温かさや、参列の皆さんの表情や振る舞い、そしてご遺族の方々の心持ちも微妙に違ってくるような雰囲気が伝わってきます。

 寂しさ、悲しさの中にも、どこか「安堵感や包まれ感」のような感覚が流れているのです。

 きっと、「慣れ親しんだ」お家から故人を送ってあげられるという安心感もあるのでしょう。

 そしてお通夜式の後は、それぞれ涙の中にも人と人との「触れ合いや言葉がけ」が続いていくのです。

 住宅事情やご近所様への配慮もあるとは思いますが、慣れ親しんだご自宅でのお通夜式、葬儀告別式も検討されてみるのもいいかなと感じております。


☆今日の一句☆

 お家から
    極楽浄土へ
        行ってきます

 

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