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応募する前に職場見学すればよかったと思う

メイぷる子さんの再就職記事を読んでおもうことがあります。

せっかく採用されたのに、わずか3か月勤めただけ、休職し退職した私。
夫に「職場見学しておけば、雰囲気がわかったのに・・・。」
そんな後で言われても、まさに後の祭りです。
メイぷる子さんは、ちゃんと職場見学なさってます。
私は、職場見学なんて思いつきもしなかった。
この年になって応募できる職場があってラッキーくらいに考えていました。
でも、大切なことです。
勇気をだして、職場見学はお願いした方がよいです。
少なくとも職場の雰囲気はつかめます。

掃除道具

職場見学の記事なのになぜ掃除道具なのか?
それは私が辞めた直接の引き金となった上司が、異常なほど、きれい好きだったからなんです。
整理収納の資格保有者で、整理整頓できない人はダメ人間と一方的に決めつけ、整理整頓完璧な自分に酔ってるのかなって思える人でした。

隣の机の人が、「上司は、きちんとそろえて秩序正しく物が並んでいないと落ち着かず、機嫌が悪くなるから注意して」と教えてくれた。
私が、共通の部内資料を少し斜めに置いただけで、
「注意されるから、まっすぐに直しておいたほうがいいよ。」間髪入れず同僚がささやく。
今から思えば、きれいすぎる事務所は
まるで刑務所の独房か、緊急入院して身の回りの品を一切持ってこられなかった人の病室でした。
無味乾燥で、ピリピリと緊張感が張り詰め、人間味の感じられない無駄の一切ない事務室。
一言も無駄口の許されない無言の職場。
思い出すだけで背筋が凍り付きそうな職場でした。


整理整頓

イラストのように、掃除道具は壁に貼り付けて収納してありました。
でも、変に潔癖症な私は、ほうきの穂先が当たる位置に、ちりとりの柄があるのがとっても気持ち悪く感じました。
ゴミに触れた部分が、持ち手に当たるのって衛生的にどうかと思うのだけど、当の上司は自分で決めた掃除道具の美しい配置にご満悦でした。
そんなことを言える職場ではなかったので、黙ってました。
本当は、だれもが自由に自分の意見を言えて、話し合いができる職場が好ましいと思うのですが。

掃除道具

職場見学していれば、異常に整えられて、無駄の一切ない事務室と、黙々と机に向かう静まり帰った面々に、異様さを感じ受験しなかっただろうなと今更反省しております。
少し散らかっていた方が人間味があってよいです。
できる人はどんな環境だって仕事ができるよって言いたいね。
職場見学重要です。

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