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祭りばやし


いつもありがとうございます。


どっこいどっこい・させさせ・どっこいどっこい・させさせ!


神奈川県県北最大の地元お祭りが4年ぶりに開催されます。江戸時代後期から引き継がれてきた地元のお神輿と山車。子供たちの祭りばやしの練習の音も4年ぶりに聞こえてきました。私も地元地区伝承芸能保存会の一員であり、神輿会の役員をしている事は過去にも書いたかと思います。

お神輿に関する記事は何度か書きましたが、コロナ過で始めたnoteのお祭りに関する記事はお祭りに対する思いでしたが、今年はやります~!既にお神輿のお蔵開きを行い総点検を行い気持ちが盛り上がってきました。


役員の中にはどれだけの担ぎ手が集まるのか?心配している方も多いですし、他の地区では今年はお神輿は出すが、ねり歩かないという地区も幾つかあるそうです。

高齢化が進む神輿会の役員が心配するのも分かりますが、ここで断念はできないと思い、皆を盛り上げています。


宵宮から本宮、御霊入れや御霊抜きの行事の準備、氏子回りでの接待場所の準備なども始まっています。まもなくしめ縄張りが行われますが、その前には竹を取りに行かなくてはいけません。皆ボランティアです。地域住民が力を合わせて行うお祭りではありますが、神輿を担ぐ人が主役ではなく地域全体が主役と思っています。

お神輿の前方には金棒引きが2名歩きます。金棒を地面に突きながら音を立てて、地域の厄払いを行いながら御霊を入れたお神輿が通る道を清めて行きます。その金棒の音、その後に続く担ぎ手の掛け声。氏子の方々が御霊入れしたお神輿に手を合わせてくれます。お神輿はいかに氏子回りが大切かという事が実際に担いでいると身を見って感じます。

日が暮れてくると、地区の中心に各地区のお神輿、山車が集まります。合計で30近いかと思います。そして高張提灯を付けた長い竹をおなかに乗せた高張が大切な役目を果たします。多くのお神輿や山車、コロナ前は40万人の観客でしたが、多くの見学者の中で担ぎ手たちの息を合わせるために高張が大きな提灯を掲げ、そちらに向かうのです。

お神輿はとても重たいので10分~15分くらいで一旦おいてからまた担ぎます。重たいお神輿を地面に置くわけには行けません。そのために神輿を乗せる馬(台)が二つ必要になります。その馬を持ち続ける事、大変です。人が多い中ぶつけるとけがの恐れがあります。お神輿と同じくらい馬持ちは大事です。


そして、お神輿が進むと賽銭を頂けることがあります。そのために賽銭箱を担いで神輿の後に続きます。賽銭を頂いた人へのお礼品、お神酒などを持つ方など多くの方々によって支えられています。そんなお神輿の縁の下の方々大事ですね。


今年は多くの地域でお祭りが開催されているかと思いますが、お神輿を楽しみながらその周辺にいる人たちを見ると、お神輿のツーになれるかもしれません。(金棒引きや高張等々は地域によって異なります)

お神輿を周りで支えている人達も是非見て下さい!


どっこいどっこい・どっこいどっこい!!



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