まーしー

メディアの編集が本業。ウケるとかウケないとか、金になるとかならないとか考えず、好き勝手…

まーしー

メディアの編集が本業。ウケるとかウケないとか、金になるとかならないとか考えず、好き勝手書きたいと思い開始しました。

最近の記事

TSURI HACK元編集長・野口さんはどんな人物だったのか?

現在は広告記事の営業とディレクションを主な業務としている僕だけど、もともと今の会社(株式会社スペースキー)に入社した6年前は、TSURI HACKというWebメディアの編集者として採用してもらった。 そこでTSURI HACK編集長として長年君臨していたのが、他ならぬ野口さんであり、僕が入社してからご本人が退職するまでの間、ずっーーーーとお世話になっていた方だ。 今回の記事で僕がつらつら語る「野口さん」は、社外の人には「誰それ?」状態ではあることは明白であるが、野口さんの

    • バイセクシャルの親友がカラオケで泣いた夜。

      年明け。親友と定例の新年会を開催し、久しぶりにカラオケへ行ったときのこと。 彼女は酒の力もあってか、僕がリクエストした「ラヴ・イズ・オーヴァー」を熱唱しながら、泣き出したのである。 いつもなら「なに泣いてんだよ(笑)」と、ちょっとした笑い話で済むのだけど、彼女の中で起こった変化と覚悟を知っていたからこそ、なんだかこちらまで泣きそうになった。 「あたしさー、レズビアンになったんだよね」そう言われたのは、お台場(イベント)へ向かう「ゆりかもめ」の車内だった。今でもよく覚えて

      • 【歌舞伎町徘徊録】ホストと風俗嬢の絆から考える、人や社会は等価交換でつながっているという話

        先日、買い物のついでに、ふと「歌舞伎町を徘徊したい」と思いついた。ブラブラとその景色をスマホのカメラに収めながら、同時に人間観察を行うのが目的だ。 その日も歌舞伎町には「ホストと風俗嬢」とおぼしき男女が結構な割合で歩いていて、彼らは仲睦まじげに(に見える)腕を組んだり、手を繋いだり、「彼らにしかわからない何か」で満たされているように見える。 UFOキャッチャーで彼氏(ホスト)がとったであろうぬいぐるみを、大事そうに女の子が抱えながら歩いている光景は、年末に一人で夜の街を彷

        • 「相手を嫌いになったり、嫌われることでしか片付けられない感情」もあるわな、って話

          例えば勤めていた会社や恋人に対して、こんな感情を抱きながら去っていく人は少なくない。自身の体験を踏まえながら、そのとき人の心の中でどんな心境の変化があったか、相手の立場になって少し考えてみたい。 昔々のおはなし今からもう6年も前。 僕には5年付き合っていた彼女がいて、それはそれは自分にとって大恋愛で、20代のおよそ半分をともに過ごした。 気持ち的には、「プレ離婚」とも言うべきレベルで、その後の人生に大きな影響を及ぼしている。 「相手をまるごと愛し、受け止める」という、

        TSURI HACK元編集長・野口さんはどんな人物だったのか?

        • バイセクシャルの親友がカラオケで泣いた夜。

        • 【歌舞伎町徘徊録】ホストと風俗嬢の絆から考える、人や社会は等価交換でつながっているという話

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          【さよなら、2022年】究極、オレは超めんどくさい人種。それでも周りにいてくれる人へ、懺悔と感謝を伝えるべく書いた。

          この記事を訪れてくれた人たちへ。 きっとインスタグラム経由で流入してくれた人ばかりだろう。 だから、SNSで繋がっていない一部の友達には届かないかもしれないけど、懺悔と感謝の言葉をここに書き記し、2022年を締めくくる準備をしようと思った。 一部見苦しい表現もあるが、前半で結論を急がず、どうか最後まで読み流してほしい。 懺悔まず、懺悔から。 2022年も超めんどくさい人で、すいませんでした。 偏屈で、かまってちゃんで、素直になりたいのになぜかできない。 カッコつ

          【さよなら、2022年】究極、オレは超めんどくさい人種。それでも周りにいてくれる人へ、懺悔と感謝を伝えるべく書いた。

          【体験談】あのとき、彼女の浮気を確信したオレ氏の話。

          浮気って嫌だよね。 でも、人って浮気しちゃう生き物なんですよ。仕方ない。 今日は僕が20代の頃付き合っていた彼女が、バイト先の飲食店の店長と浮気したことが判明した経緯と、その後どうしたか? についてお話ししたいと思う。 この記事、書いていて悲しくなった。 でも、悲しくなったのは僕が浮気された事実に悲しくなったのではなく、自分自身がそれにさほど腹が立たなかったことを、思い出したからだ(笑) 発覚というより、ボヤッと判明付き合って、ちょうど4年目に入ろうかくらいの時期だ

          【体験談】あのとき、彼女の浮気を確信したオレ氏の話。

          【編集後記】鈴木斉さんのインタビューで感じた、好きなものを“極めつづける”ことの難しさ

          非常にラッキーなことに、TSURI HACK記事の題材として、鈴木斉さんにインタビューできる機会をいただいた。とても興味深い話のオンパレードだったのだけど、その中で「自分の好きなものを極める」ということの難しさを、まざまざと見せつけられた。その理由についてシェアしたいと思う。 インタビュー本編はこちら↓ ほんの一握りの人たちが生き残れる世界で釣りをしない人からすれば、「鈴木斉? 誰ソレ?」状態であることは容易に想像がつく。 しかし、こと釣り業界においては、「その名を知ら

          【編集後記】鈴木斉さんのインタビューで感じた、好きなものを“極めつづける”ことの難しさ

          黒崎健一が35歳に。せっかくなので、誕生日を祝った彼自身について書いてみようと思う。

          仕事仲間、そして友人でもある、カメラマン黒崎健一。11月17日に35歳になるということで、みんなでお祝いしたのである。そこで今一度、「クロサキケンイチって何者?」について、あらためて綴ってみようと思う。 誕生日おめでとう過ぎし日の11月12日。 先輩であり、友人であり、仕事仲間でもある、カメラマン黒崎健一の誕生会を企画した。 ひたすら声をかけ、同じ空間に集まった人数は、約30名。 僕らは実行委員として、集客を頑張ったのは確かではあるが、彼が主役でなければ、ここまでの人

          黒崎健一が35歳に。せっかくなので、誕生日を祝った彼自身について書いてみようと思う。

          【歌詞考察】Mr.Children 「Forever」 〜大人の失恋を経験した、すべての者たちに読んでほしい。そんな一曲。

          ぼくはミスチルが好きだ。 気になった音楽は幅広く聴いているつもりだけど、中学時代から未だに新譜を追い続けているのは、ミスチルとスピッツくらいである。 今回考察する一曲 〜 Mr.Children 「Forever」〜 「Forever」は、2010年発売16枚目のアルバム「SENCE」に収録された一曲。 一人の男が女に出ていかれ、部屋でひとり「自分自身がこの恋愛で得たものはなんだったのか?」を振り返るような、そんな切なくも苦い歌詞である。 失恋ソングでありながら、

          【歌詞考察】Mr.Children 「Forever」 〜大人の失恋を経験した、すべての者たちに読んでほしい。そんな一曲。

          「ハネウマライダー」と「アイランド」の歌詞が教える、“自分を変えていく”ことの大事さと難しさ。

          ポルノグラフティの「ハネウマライダー」と、レミオロメンの「アイランド」という2曲。 曲は違えど、どちらもじつは、「自分を変えていくこと」について歌っているのだ。 今回、この2曲の歌詞を、僕なりの解釈で紐解いてみたいと思う。 ハネウマライダーハネウマライダーは2006年にポルノグラフティがリリースした、20作目のシングル曲。 ポカリのタイアップソングにもなったので、聞いたことのある人も多いだろう。 キャッチーなギターリフから始まる、ポップ・ロック・チューンである。

          「ハネウマライダー」と「アイランド」の歌詞が教える、“自分を変えていく”ことの大事さと難しさ。

          池袋の家電量販店で、宗教勧誘されかけてブチギレた話。“正義感”って一体なんなのかについても考える。

          先週末の話。 池袋のヤマダ電機でガンプラ用の塗料を見ていたら、20歳そこそこのスーツ着た二人組に話しかけられた。 男A「すいませ〜ん。今って、ミニ四駆流行ってるんですか〜?」 最初オレに話しかけているのか理解できず、目があって初めて気付いた。 オレ氏「…はぁ。流行ってんじゃないですかね?」 男A「ですよねぇ〜。お兄さんはガンプラですか? ぼくはガンダムあんまり知らなくて。へへへ」 オレ氏「あぁ、そうなんですね。一口にガンダムっても、種類多いっすもんね」 そのあと

          池袋の家電量販店で、宗教勧誘されかけてブチギレた話。“正義感”って一体なんなのかについても考える。

          幽霊や死後の世界なんて存在しません。でも「墓参り」は行こうぜ、って話。

          さて、今回のテーマは幽霊の存在と死後の世界について。 ぼくのお友達の中には、その存在を信じている人もいるし、「実際に見たことある」という人も少なからずいる。 しかし、このフィールド(記事)は、ぼくのもの。 なので、あくまで個人的見解として「幽霊は存在しません」という考えにのっとり話を進めたいと思う。 そしてなぜ、これほどまでにスピリチュアルを忌み嫌うのか。 その理由についても軽く触れるので、ぜひ最後まで読んでいただきたい。 ※自分はリアリストなクセして、ロマンチス

          幽霊や死後の世界なんて存在しません。でも「墓参り」は行こうぜ、って話。

          ぼくのインスタによく出現するこの男、何者? “結束さん”という人がどんな人か、客観的に語る。

          結束さんよ、誕生日おめでとう。 じつはこの記事を書いている2月は、彼の誕生月なのだ。 誕生日プレゼントとして、この記事を彼に捧げたいと思い、カチャカチャ夜中に文章をうっている。 結束さんは、ぼくと同じ会社に勤めている同僚のため、リンクを踏んできてくれた人たちの中には、我々と同じ会社に属している方も多いことだろう。 直接関わりがなくても、自分のストーリーズに頻繁に登場するため、インスタ経由で彼のことを、「顔だけは知っている」という状態の人もいるかもしれない。 ぜひこの

          ぼくのインスタによく出現するこの男、何者? “結束さん”という人がどんな人か、客観的に語る。

          なぜ、“過去に問題を抱える人”しか好きになれないのか?

          「これ、とても深刻な問題だなぁ」と、自分自身が感じたので、考えをまとめてみたいと思った。 かつて、ぼくに好意を寄せられた人は「問題を抱える人」呼ばわりされて、ひょっとしたら気分を害してしまうかもしれない(笑) 先に謝っておきます。ごめんちゃい。 過去に問題=トラウマが大半 問題というのは、その人に不幸にも舞い降りてしまった災難によるトラウマのことである。 そんな背景ゆえの、無意識な歪みや劣等感を背負っている人たちだ。 具体的にお付き合いしてきた女性が、どんな問題を

          なぜ、“過去に問題を抱える人”しか好きになれないのか?

          不器用でムダに一途な男は、「ずっと好きって言ってくれたから」という謎の理由でOKもらえるまで、意中の女性に気持ちを伝え続けるしかないのか?を考える

          こんなクソ記事をクリックしてしまった男性諸君。 好意をもった女性に対して、その気持ちを伝えたことがあるだろうか? 結果として報われたか、報われなかったか、それは別にして。 「向こう(女性)も好意をもってくれていると思っていたのに、フラれた」 そんなことは、この世の中でわりとよくある“勘違い現象”だ。 しかし、たった一回フラれて諦めてしまうのは、もったいないとお伝えしたい。 なぜならば、女性が交際をOKするとき、そのほとんどに大した理由はなく、「ずっと好きって言って

          不器用でムダに一途な男は、「ずっと好きって言ってくれたから」という謎の理由でOKもらえるまで、意中の女性に気持ちを伝え続けるしかないのか?を考える

          不妊治療を中断した親友が、寝る前に奥さんにかかさず「今日もありがとう」と告げるワケ

          「(不妊治療を)ついに辞めることにした。今まで500万円くらいを“溶かしちまった”んだけどね。……ははっ(笑)」 11月。赤羽の飲み屋。 親友の彼が自虐めいたような言い方で、僕にそう告げた。でも、やっぱりどこか寂しそうに見える。 “だから”ってわけじゃないけど、彼がその後に語った、 「毎日奥さんには、寝る前にかかさず“今日もありがとう”って言うようにしている」 この言葉がなんだか胸に刺さった。 その理由を想像すると少し切ないし、同時に彼が奥さんに向けている、“絶対

          不妊治療を中断した親友が、寝る前に奥さんにかかさず「今日もありがとう」と告げるワケ