谷正人

(株)TOKYO BASE CEO 谷正人 「日本発を世界へ」をMISSIONに 「…

谷正人

(株)TOKYO BASE CEO 谷正人 「日本発を世界へ」をMISSIONに 「STUDIOUS」「UNITED TOKYO」「PUBLIC TOKYO」「A+TOKYO」「THE TOKYO」 を世界展開中

最近の記事

2023総括

2023総括  毎年恒例の2023年、総括します。 業績は開示通りなので、 こちらは個人、会社の定性面を。 まず、今年2023年は 「業績回復」と 来期以降の 「新生TOKYO BASEの準備」を 念頭においておりました。 業績回復面で言うと、 業態により、山谷あれど、  日本国内実店舗はインバウンド含め回復、 ECは苦戦(セール依存脱却に向かいます)、 香港はデモ、コロナを乗り越え、 ようやく黒字化、 中国は予想外の人流、 景気回復遅れによる大苦戦。 中国に関して

    • 40歳

      2023年10月12日、 ついに40歳になりました。 会社を始めて15年、社会人になって18年。 30歳になった10年前を振り返ると、 まだ当時、全く想像ついていない 海外進出を目論んでいました。 30歳の時の会社の売上は30億。 31歳で東証マザーズ上場、 33歳で東証一部上場。 34歳では香港進出、 36歳は中国進出、 40歳はNY進出予定。 10年たった今期の売上見込みは200億です。 この文字だけ見ると、順風満帆なようですが、 近年、 どこかで私自身が

      • 2022総括

        今年もあっという間に過ぎていきましたと言いたいところですが、、 今年は例年より長く感じました。 経営者として、恥たる下方修正計画で 赤字計画を出さざるを得ない状態 (赤字にならないように最後まで粘ります)になり、 非常に苦しい年でしたが、これも一つの試練と前向きにとらえ、 長い経営者人生としての糧にしていきたいと思います。 苦しめられた要因はご存じの通り、 大量出店した中国本土のゼロコロナ策です。 日本の最初の緊急事態宣言の2週間が半年以上続いているイメージですかね。 小

        • 2021総括

          毎年末、総括記事を書く際に 昨年の総括記事をチェックします。 2020総括はこちら 振り返ってみると、 1年前に考えていたことと 何一つ、心境の変化はありませんし、 コロナによって、何かが 大きく変わったという概念はなく、 潜在的なモノが引き出たり、 来るべきものが早くなったというような感覚です。 事業において今期は #ゲームチェンジャーという スローガンのもと、「攻め」の年ととらえ、 さまざまな経営判断をしてきました。 今年は実店舗25店舗出店、 表参道オフィス移転

          現実経営

          度重なる、緊急事態宣言が続く中ではありますが、 この異常事態の中、少しづつ、 企業においても、勝ち組、負け組が二極化してきたように感じます。 それはコロナ禍に強い業種とかの話ではなく、 業種問わずに企業文化や風土、指針の差ではないでしょうか。 日本人は特に昔ながらの同調圧力教育と 島国特有のひがみ、ねたみ文化が強く、 まして、このコロナ禍のストレスと 個人発信の世論が追い打ちをかけ、 なかなか他とは違うことや反対意見が出そうなことを やりづらい風土に拍車が

          現実経営

          14期スタート

          2022年2月期となる 新たなシーズンである14期が3月1日よりスタートしました。 13期はコロナ禍において、緊急事態宣言にて、館自体が閉じたり、 営業時間が短縮になったり、何より、 洋服を買っている場合でないという消費マインドの中、 現場の営業スタッフは本当によく頑張ってくれました。 ECがあるとは言え、我々も当然、苦しかったですが そんな中でも在庫消化を第一に守りの戦いをして、 負け幅でいえば、他所様と比べても最低限に食い止められたと思っています。 リー

          14期スタート

          店長とは

          私はこのファッション業界において、 店長という仕事を最重視しています。 日本や世界には数え切れないほどの店があり、 それぞれに店長がいるとなると、 何となく、 よくある仕事のように見えてしまいますが、 会社や業種によって求められるものは さまざまです。 ルミネやパルコといったファッションビルのような何百人のスタッフを かかえる執行役員店長もいれば、 スタッフ1名の小さな古着屋の店長も いるわけです。 今日は私が考える我々の会社における店長に ついて書きたいと思いま

          店長とは

          2020総括

          今年も残りわずかとなり、久しぶりに書き記しておきます。 今年は#まいったな2020 ということで さまざまな変化や気づきが皆さんもあったことでしょう ピンチはチャンスと言いたいところですが、 現実にはピンチなわけである意味 いろいろなモノやコトを私自身も見直すきっかけになりました 社会的意義のある会社にする企業はなぜ必要なのか? 我々の存在意義は何なのか? 起業して12年、上場して5年、年数も会社規模も私の年齢もベンチャーや若手経営者とは到底いえないフェーズに

          2020総括