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松山市から「技術書典6」へ参加することに決めたのでミートアップに行ってきました!

突然ですが「技術書典」に参加することにしました!
(まだ抽選中なので当選はしてませんが…w)

…ってそれなに?  という人も多いかと思うのですが、国内最大規模の同人誌即売会「コミケ(コミックマーケット)」はご存じかと思います。
簡単に言うと、これのITエンジニア寄りの技術書を自分たちで作って販売するという同人誌即売会が「技術書典」という感じです。

毎年、4月と10月に開催されており、今年の2019年4月14日の開催で6回目となります。
ちなみに、前回の来場者数は1万人を超えておりサークル出展数は500近くあったそうです。技術書というニッチなジャンルでありながら、かなり熱狂的なイベントに成長しつつあり、IT・プログラミング・IoT・Web・サーバー…などに興味ある人は絶対ハマると思います。

そこで、私も参加したい!と思ったわけですが、ここ愛媛県の松山市には詳しい人がおらず…、そのうえ技術書の同人誌を作った経験のある人も知らないので、とりあえず東京のミートアップに飛び入り参加してきたというのが今回の内容です。


■技術書典はじめてのサークル参加MEETUP

さて、愛媛県から東京までお気に入りの格安航空JetStarを使い、成田空港から都心を経由して六本木ヒルズまでやってきました!

ここの25Fにフリマアプリで有名な「メルカリ」の本拠地があるわけですが、そこの会議室を利用してミートアップが開催されています。


巨大な正面玄関から入ることにしました。


入り口を入ってすぐのところに、今回のミートアップ受付が用意されていたので手続きを済ませておきます。

入館証のようなシールを頂けるので、これを胸の位置に貼り付けておきます。(これが無いと中に入れないわけです…)


案内板の指示通りに進んでいきます。

偶然にも同じタイミングでGoogle関連のワークショップも開催されており、そっちもかなり気になりました。


さらに厳重そうなゲートを通ります。

ここで入館証代わりのシールが無いと先に進めません。


そして、一気に25階まで来ました。

すでにメルカリさんのオフィスとかあるのですが、写真撮っていいか不明だったのでやめました…。


いくつかある会議室の1つがミートアップの会場になってます。


お菓子とかジュースも用意されているので、好きなものを選んでモグモグしながら話を聞きます。


ミネラルウォーターはさすがにメルカリさんのオリジナルのようです。


ミートアップの司会進行は、技術書典の開催・運営をやられているTechBoosterのわかめさん

よく聞いたら、TechBoosterのメンバーさんにはメルカリの中の人もいるようで、ここの会議室が使えた理由も納得しました。


■学んだこと

今回のミートアップはいろいろ参考になることばかりで、技術書典に初めて参加するのであればやはり詳しく聞いておくべきだなぁと改めて実感しました。

一応、ポイントだけをざっと箇条書きにしておきます!

・技術書典が始まったきっかけとして、IT界隈における技術の移り変わりが非常に激しくて本屋さんに並んでいる書籍だけではもはや追い付けなくなっている。
技術書の同人誌が広まることでさまざまな情報が流通するうえ、ニッチな技術でも興味ある人同士が交流できる場として技術書典はとても有効。

・同人誌の販売パターンとしては3種類あり、1つ目は印刷所に依頼して製本にする、2つ目はコピー機を使って自作する、3つ目は電子媒体としてQRコードを印刷する…というパターン。

・一番定番なのが印刷所で製本にして販売するというパターンですが、同時に電子書籍としても公開していれば本の在庫が無くなった時にも何とか対応できるのでオススメ。(QRコード印刷しておくと良い。BOOTH使うのが良さそう)

・印刷所は日光企画など技術書典さんがオススメしているところを利用すると、当日は現地会場の自分がいるブースまで製本した書籍を運んできてくれるのでお得。他の印刷所だと配送業者任せになるので本がどこにあるか分からないなどトラブルの元になる。

・現地での決済手段はほとんど「現金」だけど、公式の「後払い決済」アプリを使うとスマホからQRコードだけでやり取りできるので便利らしい。

・同人誌を作る環境としては、エンジニアらしくRe:VIEWをDockerからインストールして使うのが超絶オススメということでした。
何よりも印刷所へ提出するPDFデータの生成に優れているらしく、WordやGoogle DocsなどからのPDF変換だと確実に失敗するらしい…。

・技術書典は「春」「秋」に開催されてコミケが「夏」「冬」なので、余裕がある人は「春・夏・秋・冬」の年4回で同人誌を販売できる。

・今回はサークルを申し込む時にタグを付けるようになっており、そこから技術書の内容がなるべく似ているサークル同士をグルーピングする会場配置になる。


■これから…

さて、いろいろやることが分かってきたので、まずはサークルを作って申請したあとに抽選に当選する必要があります。

抽選結果は2月5日に通知されるそうなので、それまでは作成する技術書のおおまかなアウトラインを書き出しておこうかなと思います。

ちなみに、今回のミートアップに参加した人は全員以下のような本を貰いました。

TechBoosterさんが作成した技術書を書くのが初めての人に向けた同人誌らしく、Re:VIEWの使い方やビルド方法などが詳しく解説されています。


ちなみに、私は以下の本も合わせて読みながら技術書典に挑戦しようと画策しています。

著者自身が同人誌をコミケや技術書典などで販売した経験を活かして、初心者がハマりそうなポイント、企画の立て方、執筆環境の作り方、印刷所への発注方法、イベント当日のブースを飾る方法、イベント後の委託販売…など、知りたい情報が詰め込まれている貴重な本だったりします。


と…いうことで、抽選結果なども含めてこれから少しずつ進捗などを記事にしようかと思います!


最後まで読んで頂きありがとうございました! もし記事を読んで楽しかったよーと思われたら、サポート支援をよろしくお願いします! 今後も積極的な情報発信を続けていきます!