ここまでとても長かったように思う。
沢山の時間と、大量にエネルギーのかかる日々が続いている。

実は、初めこの発表をする時に、ライブの予定は無かった。
せっかくだからこういう発表はきちんと、ライブの中で、ステージの上でしましょう、なんて、バケツの一声で決まった話。
だったら始まりの場所、八王子Match voxかね、なんて連絡したら、急遽スケジュールを融通してくれたりもして。
決まる時は決まる。スピード感が早いことは総じてその物事の調子のいい証拠のような。チケットが取れなかった方には申し訳が立たないけれど。
この日のことを出来るだけ記録に残してもらうようにはお願いはしてあります。
 
全ては自分達の、BIGMAMAの音楽のため。
苦い汁も随分と飲み込んできたし、悔しい思いも随分としてきたような。
自分でいうのもなんだけれど、他のメンバーは本当によく耐えてきたと思う。
そろそろ自分達にチャンスが来ても良い頃だな、なんて他力本願なことはもう思ってはいない。チャンスを待つのではなく、こちらから出向くもんだし、無かったら作ればいい。

複数人の運命共同体。 
こう言う時にバンドというものは死ぬほど面倒臭いなと思うけれど、
 そのスーパー面倒臭さこそがバンドの愛おしさでもあり、醍醐味だなとも思っていたりもする。  
一人じゃできないことが、実現してしまえたり。
そんな面倒な物語に付き合ってくれている物好きな人々に、心底感謝している。