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【セルフライブレポ】音食キッチン【本人解説】

18時に新しいアルバムの発表を終えて、
ここまでの道のりを思うと、ただスタート地点に辿り着いただけだというのに、噛み締めるものがあります。ただ、ほっと胸を撫で下ろす暇もなく、その1時間後にはオンステージ。

この音色キッチンでのライブはその前提として、
FM802と真緒さんとのフードコラボがあってこそのイベントなので、この場合の僕はおまけです。気持ち的にはハンバーグで言う付け合わせの野菜くらいの意識なのですが、ただ真緒さんはたまに、車輪の出ない飛行機みたいなところがあるので(どんな)、自分には今日という日を着地をさせる役割、義務があります。

曲のリストアップから、全体の流れをつくるところまで、
自分は時に選択肢を提案するくらいで、おおよそ彼女のイメージに寄り添ったものになっています。

1 神様も言う通りに
2 最後の一口
3 A KITE(instrumental)
4 生物|悩みの種に花が咲いたら 🆕
5  17(until the day I die) 🆕

技術的なところで、大変今更なんですけど、
神様も言う通りにも、最後の一口も、やることを、フレーズ自体を直近のリハで変えました。
今まで原曲を再現するためにこう弾いていたけれども、
その場で初めて聴いた人に対してそれって正しい?みたいなことを話す場面があって、前日のリハの時点から長らく弾いていたものをお互いに辞めました。
おそらくほぼ自分達にしかわからない機微な部分ですが、そうしたほんのちょっとの改良の積み重ねが、どこか効いているといいなと願いながら。

この二人で演奏する場合、
曲のホスト、曲を支配している、どちらがリズムをコントロールするか、が曲によって違います。さらに細かく曲の中で細分化されているものもあります。
ただひとつ例外があって、ルーパーといって、フレーズをループさせる場合は、今度は人でなく、そのルーパーに合わせて演奏しなければなりません。
自分のルーパーに合わせることはまだしも、相手方のルーパーに合わせて演奏することはお互いに、モニター環境、相手方の音をクリアに聞ける環境でないとなかなか難しかったりします。特に真緒さんがピチカートといって指で爪弾いて作るリズムを、ループさせる場面で、結構雑踏の音とか、電車の通る音とかがある環境下、それにギターを合わせていくのは、もはや領域展開レベルというか、脳みそが焦げつきそうな気配がしてました(自分調べ)。

ステージの上、二人きり。
あんなに息を合わせてしっかり!と見せかけておいて、実は足元にある機材の作るリズムに合わせて演奏しているのってなかなかシュールな芸だなと思いながら。

何よりFM802と、またこうして特別な夜を作れたことが喜び。
帰りの新幹線で鬼弁を美味しくいただきながら帰りました。
来月も一緒に大阪で、とても楽しみな悪巧みをしているところ。

BIGMAMA👩‍🎓SCHOOL WARS TOUR👨‍🎓

10/28(土) KT Zepp Yokohama
11/10(金) Zepp Osaka Bayside
11/11(土) Zepp Fukuoka
11/19(日) Zepp Sapporo
11/22(水) Zepp Nagoya
11/23(祝木) Zepp DiverCity(TOKYO)

◆ぴあ
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<裏話にも程がある、制作秘話などはこちらでこっそりと↓>

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