僕のタケノコご飯
タケノコご飯は至ってシンプルな料理である。しかしながら、これほど奥の深いものもない。もう何年も作っているが楽しくて仕方がない。タケノコの切り方が大事である。何よりも量が多いのが嬉しい。
料理は「抽象的なレシピ」や「栄養価と言う意味のない分析」で表現されることが多い。
私達は料理を味で記憶する。美味しさは身体というコロニーが求めているのだ。美味しさは作る人の「手わざ」と食べる人の心が決める。顔の見える関係こそが味の基本なのだ。
時間が来ると半額になる弁当も美味かろうが食事には価値がある。忙しくて買って食らうしか道のない事は社会の問題である。
嗜好品(覚醒剤・砂糖・酒・炭水化物)は程々にするがよろし。
しかし、人生は辛い。
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。