見出し画像

7.血管炎の治療経過【4】

こんにちはmasayaです。
最近、簿記の試験を受けて無事に合格しました!
頑張ったかいがありました。

さて、今回はいよいよ退院までの経過を書きたいと思います。

お時間があれば最後までお付き合いください。


5/22:前日のリツキサン点滴で副作用が出なかったので、この日からステロイドの薬が減りました。治療効果の高いステロイドですが、骨がもろくなったり、白内障や中耳炎など別の病気になる可能性があるので、退院にはある程度の減量が必要です。
いよいよ退院へのカウントダウンが始まったと思う反面、また前と同じように” 薬が効かなくなるんじゃないか? "という不安もありました。

少しでも安心できるように、先生への質問事項をノートにビッシリ書いて直接渡したのを覚えています。「こんなにあります!?」という言葉と表情は忘れられません。

その後の血液検査は良好で炎症も落ち着いており、早ければ2週間以内には退院できるという話でした。


5/25:リツキサン点滴は4週に渡って終了しましたが、引き続き免疫抑制の薬は必要ということで、この日から【メトトレキサート】という薬を飲むことになりました。詳細はリンクをご覧ください。

副作用もなく体調も良好だったので、先生からは次週の退院をすすめられました。
” あれ?2週間後じゃなかったっけ? "と思いつつ話を聞いていると、どうやら病院の仕組み上、早期退院が求められるみたいです。この話はまた別の機会にまとめます。
私としては退院が早まるのはありがたいことなので、ハイテンションになってすぐ家族に連絡しました。妻も大喜びしたのを覚えています。

退院の日取りが決まるにつれて、看護師さんから「足動かしてますか?」と頻繁に聞かれるようになりました。1か月近くベットで寝たきりの生活をしていると、足の筋力を取り戻すのに倍の時間がかかるみたいです。
” 大丈夫でしょ。"と思いながらも歩いてみると、あら不思議。まるで自分の足じゃないような感覚でした。頭で考えているほど足が動かないので、リハビリの重要性を初めて実感しました。


5/27:先生から正式に退院日が6月2日と伝えられ、長かった入院生活が終わりに近づいてきました。

この頃からステロイドの副作用で夜中の3時くらいに起き、朝まで眠れなくなりました。当時は退院目前のハイテンションのせいで眠れなくなったのかと思っていました。人によってまちまちですが、私の場合はだいぶ時間が経ってから睡眠障害が出てきたようです。


6/1:翌日が退院日ということで最後の検査。炎症値は1.6。正常値は0~0.1との事なので万全ではないですが、入院時の値20と比べると大分少なくなっています。経過観察は必要ですが、退院には問題ないという結論になりました。


6/2:入院最終日。いつも通りあまり眠れませんでしたが、この日は元気でした。朝の体温測定は36.5℃。看護師さんと退院の話を軽く交わしました。
朝食後に帰り支度を始め1か月半ぶりに私服を来ましたが、ズボンがぶかぶかでした。
10時過ぎに妻が迎えに来て荷物の運搬と忘れ物のチェック。特に何事もなく終わり、ナースステーションで看護師さん達に最後の挨拶をしました。
仕事の最中でしたが、皆さんが声をかけてくださったのが非常に嬉しかったです。

支払いを終え、いよいよ病院から出ます。1か月半ぶりの外。入院当日はまだ肌寒かったですが、もう暑かったです。季節の移り変わりを感じました。

そして自宅に帰った時、一生で1番” ほっと "しました。


以上が退院までの振り返りです。今まで経験したことのない生活を送り、いろいろな人に支えられ、自分を見つめ直すにも十分な時間でした。
こんな機会がなければnoteに書くこともなかったと思います。

次回は入院生活のまとめとして、今の気持ちを書いていきたいと思います。

お時間があればお付き合いください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?