事務所note:独立系FPが今年学びたいこと1つ挙げると
今回は、國學院大学さんの企画に応募させて頂きました。
昨今は、学び直しやリスキリングなどが世の中で叫ばれていますよね。
一人一人の価値や生産性を高めていく。
人口減を迎えている日本社会においては、とても大切なことだと思っています。
そこで、私が今年学びたいことについて述べたいと思います。
いつも事務所noteをご覧頂き、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、
独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
私の自己紹介になります。
学生時代にできなかった古典文学と哲学書の精読
本の多読に追われていた学生時代
私が20代前半まではそうでした。
私が学生時代の2000年代は、
インターネットなどの情報化社会が進んでいましたが、
スマホの普及はこれからの時代で、今よりアナログな時代でした。
当時は電子書籍も少なく、本を読むなら紙という時代でもありました。
大学では、紙の文献を読み込む。
大学生たるものこれくらいの本は読んでおかないと。
という昭和の空気感を知る最後の世代かもしれません。
とりあえず、必死に古典の名著を読み漁りました。
夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、川端康成、三島由紀夫、ドストエフスキー、トルストイ、シェイクスピア、ディケンズ、ゲーテ、トーマス・マン、ソクラテス、プラトンetc.
当時は名著を味わうというより、一冊でも多く本をたくさん読み、
ひとまず知っている状態を作ることに一生懸命でした。
それはそれで、今でも役立っていますし、後悔は無いです。
しかし、人生経験が少ない段階では、
頭だけで読むのに限界がありますよね。
今となっては、微笑ましい思い出です(笑)
地に足がついた今だからこそできる
あれから十数年。この年になったからこそ理解できること、
共感できることってありますよね。
社会人になって、「ああ、あの本の心理描写はこういうことを描いていたんだ」「あの小説の◯◯のようなキャラクターがいる」「100年以上前でも、人間の悩みはあまり変わらないのだなぁ」など感じることが多かったです。
ただ、私の中で引っかかっていたのは、
頭の中では繋がるけど、そこから新しいものが生まれたり、
深い感動というのが少ないという印象がありました。
これは、頭の中だけで理解している状態だということをすぐに理解しました。
そんな中、日常に追われ、仕事に追われという日々を繰り返すうちに、
自分の中である危機感が生まれました。
「このままでは、老後を迎えるまで自分の思い描いている読書ができないかも、、、」
思い立ったら今というのが信条の私は、すぐに切り替えることを決意しました。
まずは、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を精読で味わうように、納得できるまで読んでいきます。もちろん、本の冊数と時間を度外視してのものになります。
自分の年齢に応じて、感じ方や学べることは変わると思います。
だからこそ、今から読みたいし、読む必要がある。
最近は仕事に関するビジネス書や雑誌、
新聞などの読み物が増えているからこそ、あえてチャレンジしていきます。
今の自分だからこそわかる、
新鮮な感覚や新しい発見をしていきたいと思います。
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