アニメ『残響のテロル』最終回を観て

録画してた『残響のテロル』観たんだけど、俺はホロッとしちゃったな。いろんな考察ができつつも、ボーイ・ミーツ・ガールな物語としても楽しめた。

いまは“常識”や“普通”というものから逸脱したがる人がたくさんいるけど、弱者が強者(権力など)によって強制的に“逸脱させられた(世の中から排除された)”哀しみと絶望の咆哮を、原爆の爆破というメタファーに託したんですかね。

そう考えるとささやかな願いといえば願いなんだけど、そんなささやかな願いでさえ簡単には叶えられないという諦念が入り混じった作品だなと思いました。それでも、登場人物のふたりがナインとトゥエルブを覚えていてくれるという希望はあるんですけどね。この点は典型的というか、アブラハム・マズローだよなあと思ったり。

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